
Life is too short for bad coffee
どうせ飲むなら、美味しいコーヒーを

-
ドリップバッグ25個セット(送料無料)が登場
フラホワのドリップバッグに25個セットが登場!送料無料でのお届けです。 ビターを中心に、マイルドと組み合わせたセットと、フルーティーを組み合わせたセット、カフェインレスのディカフェだけのセットをご用意。 忙しい時間でも、簡単に美味しいコーヒーを飲みたい方へおすすめなドリップバッグコーヒー。しかも、スペシャルティコーヒーのドリップバッグだから一味違います。 ドリップバッグを美味しく淹れるコツもブログでご紹介しておりますので、ぜひお試しください♪
ドリップバッグ25個セット(送料無料)が登場
フラホワのドリップバッグに25個セットが登場!送料無料でのお届けです。 ビターを中心に、マイルドと組み合わせたセットと、フルーティーを組み合わせたセット、...
-
PayPayと楽天ペイの利用開始
フラホワオンラインショップでも、PayPayと楽天ペイがご利用いただけるようになりました。 ※フラホワ定期便(サブスクリプション)はクレジットカード決済のみとなります。
-


5,000円以上のご注文で送料無料!
※沖縄・離島を除く
いま人気のコーヒー
フラホワオリジナル
-
FWCFオリジナルエコバック タイベック
通常価格 ¥1,860通常価格単価 / あたり -
FWCFオリジナルボトル モク 500(真空ステンレス保温ボトル)
通常価格 ¥3,980通常価格単価 / あたり -
FWCFオリジナルボトル スタウト2-500(真空ステンレス保温ボトル)
通常価格 ¥3,400通常価格単価 / あたり -
FWCFオリジナル コーヒーキャニスター
通常価格 ¥940通常価格単価 / あたり
シーンからさがす
-
朝に飲みたいコーヒー
1日の始まりには、華やかな香りとスッキリした味わいのフルーティー系やマイルド系のコーヒーがおすすめ。爽やかな目覚めと、フレッシュな気分に包まれ、元気にスタートしましょう!忙しい朝にはドリップバッグコーヒーやアイスコーヒーもおすすめ。
-
ランチの後に飲みたいコーヒー
食後の余韻にそっと寄り添う一杯。後味がすっきりしたマイルド系やビター系のコーヒーがおすすめ。焙煎から間もない、新鮮な豆だから味わえる一杯をお楽しみください。
-
甘いスイーツと合わせたいコーヒー
甘いスイーツとコーヒーって、最高の組み合わせですよね。香ばしい香りと一緒に、しっかりしたコーヒーのコク。つい笑顔になってしまいますが、食べ過ぎにご注意を!
-
仕事の休憩で飲みたいコーヒー
頑張った自分にご褒美の一杯。気分をリフレッシュして後半も頑張りましょう。気持ちをほぐすフルーティーから、心に沁み込んでいくような深いコクや香りのコーヒーがおすすめ。香ばしさや甘い香りで最高のコーヒーブレイクを。
コーヒーの種類からさがす
コーヒーの味からさがす
-
フルーティ系のコーヒー豆
フルーツの甘味や酸味を楽しめる、浅煎りのコーヒー豆の一覧
-
マイルド系のコーヒー豆
酸味と苦味のバランスがとれた、誰にでも飲みやすい中深煎りのコーヒー豆一覧です。
-
ビター系のコーヒー豆
コクや苦味を楽しめる、深煎りのコーヒー豆の一覧
-
おすすめのコーヒーミルはこれ!
こんにちは!フラホワのDomingo(ドミンゴ)です! 今回は『おすすめのコーヒーミル』のご紹介となります。 コーヒーミルとは コーヒーミルとは、焙煎したコーヒー豆を粉末状にするための器具になります。グラインダーという言い方もあり、違いとしてはコーヒーミルは主に家庭用。 グラインダーは業務用の器具を指すことが多いです。定義づけは特に無く、どちらもコーヒー豆を粉にするために使用されます。 コーヒーミルの種類 〈刃について〉 ミルには、コーヒー豆を粉砕するための刃が付いていて、それぞれ特徴があります。 コニカル式・・・手動ミルに多い。円錐形で豆をすり潰して粉砕。 フラット式・・・電動ミルに多い。刃が2枚あり一方の刃を固定し、もう一方を回転させて粉砕する。 ブレードグラインダー(プロペラ式)・・・プロペラが回転し豆を砕いていく。粒の大きさを揃える機能はなく、挽く時間や目視により揃える必要性がある。 まずは下記のような、『手動ミル(手挽きミル)』のメリット・デメリットを交えてご紹介いたします! 〈刃〉コニカル式 『HARIO コーヒーミル・スマートG』 メリット1:比較的安価な物も多く、これからコーヒーを始めたいといった方にはおすすめメリット2:持ち運びしやすく、アウトドアでも挽きたてを楽しめる メリット3:分解して水で丸洗いできる(木製など水に濡らせない物もあるため全てではない) デメリット1:挽き切るまでに時間がかかる デメリット2:少量の豆しか挽けない デメリット3:浅煎りの豆が硬くて挽きにくい 〇高価な物もあり同じ手動でも切れ味の違いや持ちやすさ、回しやすさが変わってくるなど様々。粒度の均一性が上がればより美味しくなるため、自宅でも極めたいといった方は細かく性能をチェックしライフスタイルに合った物を購入するのがおすすめです。『HARIO コーヒーミル・スマートG』は店頭にてお取り扱いもございますので是非お気軽にスタッフまでお尋ねください!(一部取り扱いのない店舗もございます。) ※よりおいしいコーヒーを追求し自宅でも体感したい方はコマンダンテなどの最高峰手動ミルもおすすめ! 続いて、 電動ミル 〈刃〉フラット式 個人的おすすめはこちらの、Kalita...
-
コーヒーとコーヒー豆の量について
こんにちは!フラホワのSallyです。 みなさんはコーヒーを淹れようと思った時 「コーヒーの豆はどのくらい使うのかな・・・」なんて思ったことはありませんか。 わたしもコーヒーをはじめた当初は分からず、感覚で淹れておりました。感覚で淹れてしまうと「思った味とちがうな~」「前回は美味しく淹れられたのに…」と、安定した味が出せなかったのを思い出します。 今回は"コーヒーとコーヒー豆の量"についてお話させていただきます。 コーヒーカップに入る量は? みなさんはどんなカップでコーヒーを飲んでいますか? カップには様々なものがあります。コーヒーカップとマグカップでは入る量も違います。 左:コーヒーカップ 140㏄中:コーヒーカップ 200㏄右:マグカップ 250㏄ コーヒーカップにどのくらいコーヒーが入るかによってコーヒーを作る量を決めていきましょう。2人分、3人分も同様です。これには、ブリューレシオを使います。 ブリューレシオとは ブリューレシオとは、"コーヒー粉の量とお湯の量の比率” のことです。 世の中には、数えきれないほどの抽出レシピがあります。その抽出レシピを作るときに重要になるのがブリューレシオです。 コーヒー粉の量を1と考えた時の、使用するお湯の量の比率です。 ブリューレシオには基準値がある「1:15」または「1:16」 「1:15」の場合粉の量 お湯の量10g 150g12g 180g14g 210g16g 240g18g 270g20g 300g「1:16」の場合 粉の量 お湯の量10g 160g12g 192g14g 224g16g 256g18g 288g20g 320g 世界トップクラスのバリスタやコーヒーショップのレシピを見てみると、ブリューレシオは同じであることが意外と多いのです。まずはこの基準値を参考にしてコーヒーを淹れてみてください。※ブリューレシオは注ぐお湯の量であって、出来上がるコーヒーは注いだお湯よりも約13%ほど少なくなります。これは、粉がお湯を吸収するためです。しかも、焙煎度合いによって多少前後します。コーヒーって奥が深いですよね! フラホワのブリューレシオ フラホワブログをご覧のみなさまは、フラホワのブリューレシオが気になりますよね。フラホワではコーヒー豆の焙煎度や抽出器具によってレシピが異なります。ここでは"ハリオV60”のレシピからブリューレシオを出してみましょう。 ■浅煎り~中煎り 粉の量 12g お湯の量200g 「1:16.7」 ■中深煎り~深煎り粉の量 20g お湯の量240g 「1:12」 "浅煎り~中煎り” と "中深煎り~深煎り” と比べてみるとブリューレシオは大きく違います。 焙煎度でレシピが違う コーヒー豆がどこで作られているのか。...
-
エスプレッソとは?
こんにちは!Lilyです! 今日は『エスプレッソ』についてお話しします!ぜひコーヒー片手に、リラックスしながら、読んでみてくださいね~! 早速ですが、みなさま、『エスプレッソ』を飲んだことはありますか? ラテやカプチーノなどのエスプレッソメニューはよく飲むけれど、『エスプレッソ』そのものを飲んだことがある人は、意外と少ないのではないでしょうか。 私が初めてエスプレッソを飲んだのは、高校生の時。ふと、立ち寄ったカフェで、メニューの一番上に書かれていた『エスプレッソ』を何も考えずに注文。 出てきたのは、とっても小さなカップ。コーヒーの少なさ、そして濃さに驚きながらも、思わず一気に飲み干したのを、今でも覚えています。 もしかしたら、同じような体験をした方もいたりして…これからエスプレッソを初めて飲むみなさまも、すでにエスプレッソを愛してやまないコーヒーラバーのみなさまも、ぜひ一緒に、エスプレッソの魅力を探っていきましょう! エスプレッソって何? エスプレッソとは、イタリア生まれのとても濃厚なコーヒー。 細かく挽いたコーヒーの豆に、エスプレッソマシンで高い圧力をかけ、短時間で抽出することで、香り高く、深い味わいが楽しめます! 名前の”Espresso”はイタリア語で「急速に」という意味で、その名の通り!圧力をかけ、素早く抽出されるのが特徴です。 さらに”Espresso”には「特別に、注文ごとに」という意味もあり、注文されてから、一杯ずつ作られることから、「あなたのために作られた特別な一杯」というメッセージが込められている説もあるとか… エスプレッソの抽出量はとても少なく、1杯30mlほどの量。デミタスカップという小さなカップで提供されます!見た目は小さくて、かわいらしいですが、コーヒー豆の成分がギュッと凝縮されているため、そのまま飲むと、とっても濃厚です…! その濃厚さが、エスプレッソの魅力ですが、初めて飲む方は、その濃さに驚くかもしれません。本場イタリアでは、スプーン1,2杯ほどの砂糖を入れてそのまま飲むのが一般的な飲み方です。砂糖を加えることで、ほろ苦くて甘い、カラメルのような味わいになります。(気になる方はぜひ本場スタイルでお試しあれ!) 美味しいエスプレッソとは 濃くて苦いイメージが強いエスプレッソですが、実は『苦い』だけではありません! 質の良いエスプレッソは、まるでコーヒーのシロップのよう!とろっと滑らかな口あたりで、雑味がなく、凝縮されたコーヒーの甘みや旨み、そして芳醇な香りをダイレクトに楽しむことができます。 美味しいエスプレッソは、抽出後に現れる『3つの層』が大切。 1.クレマ(最上層) エスプレッソ液面にできる金色のきめ細かい泡の層。香りを閉じ込める役割もあり、口当たりが滑らかで、甘みを感じます。質の良いエスプレッソには、つやつやで厚みのあるクレマができます。 2.ボディ(中層) エスプレッソのコクや旨みが凝縮されたブラウンの層。焙煎度合いによって味わいは異なりますが、コーヒーの風味がしっかりと味わえます。 3.ハート(最下層) 一番色の濃い部分で、芳醇な香り(アロマ)が凝縮された部分。 この3層がきれいに現れたエスプレッソは、上質な1杯の証。 ただ、この層が現れるのは淹れたてだけ!できたての10秒が一番おいしい状態ですので、抽出後はすぐに味わってくださいね! フラホワでは、エスプレッソ用に特別にブレンドした、『Rangitoto(ランギトト)ブレンド』を使用しています! 東ティモール産とエチオピア産の豆を使った深煎りのブレンドで、ニュージーランドのオークランドにある、無人島の名前から名付けられました。...
-
ハンドドリップにおすすめのケトルは?
こんにちは!フラホワのGeorgeです。今回はコーヒーを淹れるときに使用するケトルについて、ちょっと探ってみたいと思います! 皆さんのご家庭ではどんなケトル(湯沸かし器)をお使いですか? 上の写真のような形の注ぎ口の物ですか? もしくは、このような温度設定もできる物? 家電屋さんへ行ってもたくさん並んでいて、正直迷います…。 しかしコーヒーを淹れるときに必要不可欠な条件としては、 写真のような細い注ぎ口の形がベストだと思います。 では、このような形の注ぎ口はなんで必要なのでしょう? コーヒーを淹れるとき、特に円錐形のドリッパーに対してはコーヒー粉の中心に注ぎ入れます。 フラホワBlogの、ドリップバッグで美味しいコーヒーを淹れる方法 などを参考にしてみるのもいいですよ! バリスタならではのちょっとしたオモシロい発想でとても参考になりますよぉ~ ケトルの注ぎ口のデザイン 注ぎやすさや湯の出方に影響します。細長い注ぎ口は正確に注ぎやすく、広い口は注ぎやすさを重視しています。 その時に必要になってくるアプローチとして、注ぎ口の形状はこのようなグースネック(ガチョウの首のように見えることからもきてます)型が注ぎやすく、また湯量の調整がしやすいのも特徴です。 もしくはペリカンのような愛らしい形をしているペリカンケトルもあり、特にコーヒーを淹れる際に使いやすいように設計されており、注ぎ口が細くなっているため、こちらも湯のコントロールがしやすく、丁寧なドリップが可能となります。 では、逆に広がりのある口に関しては勢いよく注ぐことを重視していますので、ドリップコーヒーを淹れるときにはとてもコントロールが難しく、均一な抽出が出来ない可能があります。 様々な注ぎ口の形状や持ち手(ハンドル)の形状もあり、やはり迷います!!私もこの仕事だからこそ、いろいろなケトルに触れ体感できますが、といっても、そんなに多くありませんが。 それでも自分にフィットする物が多いとは思いません。 私が個人的に重視している点は、 ・ケトルの重さ:お湯を入ればより重たくなるので、軽いほうがいいかな。 ・注ぎ口の形状:あまりS字になり過ぎていない方がお湯垂れのコントロールがしやすい ・ハンドルの形状:指を添えやすい形状 そのほか、デザインだったり色、温度調整付なのか、そうでないものなのか。 ケトルといっても様々。 電気ケトル|ガスケトル|ステンレス製ケトル|銅製ケトル|ホーロー製ケトル それぞれの特徴があり個性的なものから、安価なものや性能が様々です。用途に応じて、自分好みのデザイン、容量などたくさん吟味して、自分にフィットするコーヒーツールを探してみてくださいね! ちなみに、注ぐ!ということで似ているのが、ワインのボトルに直接付けるポアラーという物もありますが、ご存じでしょうか? ガラス瓶の注ぎ口に取りつけて、特に赤ワインを空気に触れさせ、味をまろやかにするのが目的なのですが、それに近いケトル用のアタッチメント(ドリップノズル)などもあり、アウトドアが好きな私も欲しい逸品です。...
-
コーヒーの精製について〜自称Mr.ファーメンテーション(発酵)のオタクな世界観Part.2〜
地域性やスペシャルティコーヒーの隆盛期2010年以降飛躍的に新しいトレンドとして過去10年で飛躍的に伸ばしている精製方法が③セミウオッシュド/パルプドナチュラル(正式名称)=ハニー(コスタリカ)です。 これはコスタリカや中米で興った『マイクロミル革命』〜通常、高地の生産地(標高1,500〜2,000m)で収穫したチェリーは電気や水道/灌漑設備の関係で低地の大型の精製所(町や村の精製所)まで運ばれて精製を行って来ました。その流れをいくつかの農園や生産者等で共同で小さな(マイクロ)精製所を作って採れたてのチェリーを新鮮なうちにパルピング(水洗皮剥き処理)や天日乾燥させる“ムーブメント”(一種の精製工程の革命)が起きました! ここで登場したのが正式名称は『パルプド・ナチュラル』=『ハニー』(主にコスタリカでの呼称)なのです。 大義としてはウォッシュドに分類されパルピング(皮剥き)して水洗式で仕上げる精製ですが、①との大きな違いはパルピングの後の処理の仕方です。セミウォッシュドはパルピング後ミューシュレージの付いた状態で棚干し過程に入ります。 レシピと呼ばれる『精製プロセス(過程)』は生産者により様々です... 写真左がウォッシュド、右がハニー 発酵槽で〇〇時間~〇〇時間寝かすレシピであったり、パルピングの度合い(ミューシュレージと皮の残り具合)を調整出来るミューシュレージリムーバーを保有している生産者は多様なセミウォッシュドは、マイクロミルの発展、世界のスペシャルティコーヒーの新たな味わいへの渇望により、中米コスタリカで大きく発展して今ではメジャーな呼称になりましたが、〇〇ハニーと名付けられ『個性的な味わい』を実現させました~ A:ホワイトハニー★ウォッシュドとほぼ同様と思われますが、ミューシュレージが極小 B:イエローハニー★ミューシュレージが30%程度残存/最も安定的でメジャーな仕上げ。甘さとスッキリさ、キレも感じます。 C:レッドハニー★ミューシュレージ&皮が50%程度残存/コクとフレーバーが特徴 D:ブラックハニー★ミューシュレージ&皮が70%程度残存/ワイニー感が特徴 フラホワの販売中のコーヒーは精製方法にとにかくこだわりを持ち、色々な精製のコーヒー豆の販売を手掛けています。*ウォッシュド/ナチュラル/レッドハニー/スマトラ式 セミ・ウォッシュドと呼ばれるコーヒー精製に中に④スマトラ式も含まれます。 実は生産国毎に『風習』とも言える生豆の取引があり、通常はチェリー(皮付き:赤又は黄色*品種によって皮の色は異なります)の状態で取引されるのですが、インドネシアのスマトラ島では昔から皮を剥いた洗い、 発酵槽を経て水分値30~45%まで一時乾燥させたまだ濡れた状態の殻/パルプ付きのコーヒー豆の状態(GABAHガバ)で取引され、 買い取ったGABAHの殻付き豆を水分値30%まで乾燥させ(LABUラブ)、その後脱穀し、生豆の状態(ASLAアスラ)で最終水分値11%程度になるまで乾燥させて仕上げます。特徴としては通常のウォッシュドやパルプド・ナチュラル(ハニー)で仕上げた生豆より黒緑色で少しよじれているシェイプの生豆となります。 *レッドハニー *スマトラ式 インドネシアのスマトラ島では中米や南米、アフリカの主要産地と異なり亜熱帯性の熱帯雨林気候なので乾季でも雨はよく降りますし、なかなか乾燥状況には恵まれていない地域性がこのスマトラ式の偶然いや必然の精製となり、その『スパイシーな味わい』に魅了された中米の生産者達があえて同じ様なGABAH→LABU→ASLAの工程を踏んでスマトラ式に取り組んでいるなんて話を聞くと本当に生産者さん達の『努力』や『探究心』には脱帽です。日本では『マンデリン』と呼ばれるコーヒーはスマトラ式で仕上げたコーヒーで通常は深煎り/スパイシーで華やかな香りが特徴です。
コーヒーの精製について〜自称Mr.ファーメンテーション(発酵)のオタクな世界観Part.2〜
地域性やスペシャルティコーヒーの隆盛期2010年以降飛躍的に新しいトレンドとして過去10年で飛躍的に伸ばしている精製方法が③セミウオッシュド/パルプドナチ...
-
コーヒーの精製について〜自称Mr.ファーメンテーション(発酵)のオタクな世界観Part.1
どうしてもコーヒー業界の人は、当たり前の様に『業界用語』で解説してしまいがちです... 身近な嗜好品ではワイン、日本酒...僕はお酒が飲めないのでコーヒーにハマった経緯は今まで店頭や雑誌のインタビューなどで語ってきた既成事実なので、僕が以下の様にお酒の事を語っても説得力はないとは思いますが... 是非コーヒーに興味を持ってもらいたいので少し語ってみます。 先ずはワイン 白と赤の大きな違いは 『白』ブドウの果汁だけで作られる 『赤』葡萄の果汁、果皮、種子を使って作られる *赤ワインは発酵後に圧搾しますが、白ワインは圧搾前に発酵される...発酵が伴います。 日本酒 色々な醸造方法*お米、米麹、水を発酵させて作る 純米、純米吟醸、純米大吟醸、特別純米大吟醸、吟醸、大吟醸、本醸造、特別本醸造... その中でも分類として、 『純米』米・米麹/精米比率の規定はない/米だけで作っている 『吟醸』米・米麹・醸造アルコール/精米比率は60%以下 『大吟醸』米・米麹・醸造アルコール/精米比率は50%以下 『本醸造』米・米麹・醸造アルコール/精米比率は70%以下 ビール/発泡酒 成分は麦芽(発芽させた大麦・モルト)、ホップ(ハーブの一種)、酵母、水ビールの発酵は麦汁中の糖分が酵母によってアルコールと二酸化炭素に分解される生化学反応で、ビールの味わいは酵母の種類によって決まり、発酵方法には『上面発酵』と『下面発酵』の2種類がある... 『上面発酵』エールビール*ペイエール、スタウト、アルト、ヴァイツェンetc『下面発酵』ラガービール*ピルスナー、ミュンヘナーetc お酒が飲める方はこの様な沢山の味わいを楽しめる!僕にとっては羨ましく感じます。 いよいよ本題です。 コーヒー好きの人でもあまり実感されている方は少ないのですよね?コーヒー豆=発酵食品我々コーヒー屋が多用する業界用語の際たる呼び名が精製...発酵のさせ方による仕上げ方に起因しています。 フラホワでも普通に ①Washed(フーリー)ウォッシュド/水洗式 ②Natural ナチュラル/非水洗式 ③Honey ハニー/パルプド・ナチュラル/セミウォッシュド ④Sumateraスマトラ式 セミウォッシュド ⑤Anaerobicアナエロビック 嫌気性発酵 ⑥過去にはワイニー、ファンキーナチュラル、ペルラネグラ、スウィートシャワー、...
コーヒーの精製について〜自称Mr.ファーメンテーション(発酵)のオタクな世界観Part.1
どうしてもコーヒー業界の人は、当たり前の様に『業界用語』で解説してしまいがちです... 身近な嗜好品ではワイン、日本酒...僕はお酒が飲めないのでコーヒー...
-
TIMOR LESTE 久しぶりの産地!Promised Land 東ティモール!Part.5
翌日は車で15分位の隣の山!そこがRITA村落….レボテロと土壌が違う!赤土だ! そして比較的フラットな感じのレボテロに対し、RITAは丘陵地で傾斜面にコーヒーの木が茂っていました。 RITA村落の代表のエンリケさんと一緒にクレメンティーノさんの農園を訪れました。 まだ41歳と若く今やRITA村落のリーダー的存在、FWCFはRITA村落のロットを現在全量使用させて頂いています。その地をようやく訪れた事に感動し、その栽培環境も丘陵地で収穫は過酷であり、木の剪定もレボテロとは違い“クラッシック•ティモールスタイル”で木の高さは3〜4mほどあり、木の上部を引っ張って収穫を行うスタイル。近代的ではないがここの味は一味違う!だから僕はこのロットを使い続けています。 リボテロと違いクレメンティーノさん、エンリケさん、ネルソンさんと我々で黙々と丘陵地の完熟豆を収穫。今年の収穫は1ヶ月遅れ...長雨の影響で訪れた8月初旬は通常は収穫のピーク時なのですが今年は初期段階、まだ完熟しているチェリーは少なく、実の付きも例年より少なめ…そんな2024年の状況に直面してしまいました。 確実に気候変動の影響はコーヒー産地に影響を与えて要ることを実感すると共に過酷な環境での彼らの収穫してくれたコーヒー豆への敬意は深まり本当に良い経験をする事が出来ました。 収穫が終わると中米やエチオピアの近代的な設備での生成とはかけ離れた手動のパルパー(皮剥き)と選別、発酵処理を全て『手作業』で行い東ティモールのコーヒー農園の実情とタフな仕事ぶりを日本の消費者の皆さんに伝えるミッションを授けられている事を実感させられました….この一連の作業を全て手作業、何故なら電気はかろうじて照明程度は通じている状況で水もParcicさんの協力で地下水を汲み上げる事がようやく出来る様になった状況です。この様な環境は今まで訪れた生産地で巡り合う事がありませんでした。 最貧国故の設備状況ですが、彼らは逞しい!! 生産性を求めれば機械化が進み、彼らの労働環境の改善されていく事でしょう〜 でもクレメンティーノさんから聞いた話ですが、コーヒー豆を売る事で『家を建てる事が出来た!』…確かに彼の農園の脇には比較的新しい家(ウマ)があり、彼が農閑期に自分で建てたという何とも言えない嬉しい話! まだ完成してないけど...とはにかみながら話をしてくれました… こうして少しづつではありますが、コーヒー農家の生活の向上は図られて来ています!! アジアの最貧国の現状 東ティモールの国土は東京、千葉、神奈川を足した大きさが国土で人口は約130万人程度の小さな島国で農村の平均年収は日本円で4万円程度...と聞いています。 世界銀行のデータでは一人当たりのGDPは$2,389(2023)と確認しています。 人口の40%が1日の生活を$1以下で生活を余儀なくされていて、45.8%の人々が多次元的貧困に陥っていると言われています。首都のディリでさえ15歳〜34歳の失業率が60%以上...国民の70%が30歳以下の若者!平均年齢18.8歳...独立して22年なので当時犠牲になった人が多いという特殊要因はありますが、日本人には羨ましい話です。 それが原因で技術や経験値が低く産業が育っていない...今後、基幹産業が創出されて行けば強みになるというポジティブな面もあります。 GDPの90%が油田からの収入ですが、それ以外ではコーヒーが80%を占めています! 『コーヒー』こそ、この国の希望なのです!
TIMOR LESTE 久しぶりの産地!Promised Land 東ティモール!Part.5
翌日は車で15分位の隣の山!そこがRITA村落….レボテロと土壌が違う!赤土だ! そして比較的フラットな感じのレボテロに対し、RITAは丘陵地で傾斜面にコ...
-
TIMOR LESTE 久しぶりの産地!Promised Land 東ティモール! Part.4
いよいよマウベシへ!! 東ティモールを訪れる前に『Canta! Timorカンタ・ティモール』という映画を観ました。 これが素晴らしい〜コーヒーに辿り着く前にやはり歴史や背景を知る事は重要です! 首都のディリから日本のODAで建設された1号線を南下しマウベシを目指しました。 坂を登っていくとディリの街が一望出来る...この道のおかげで山間部との流通に大きく寄与している!日本の援助も実感出来ました。 産地は前回訪れたエチオピアと比べれば舗装路(ボコボコ感はありましたが、エチオピアのハンベラ/Gujiへ向かう道は80%は土...首都アディスから12時間の長時間移動)で快適、3時間弱でマウベシまで到着! 標高は1300m程度、ディリは海沿いで8月の暑さは日本並み、しかしマウベシはかなり違う...やはり夜は冷える。体感では10℃程度だったと思います。 番犬?野犬??とニワトリの鳴き声でマウベシの朝は始まります。 今回、マウベシではレボテロ集落のミゲルさんのお宅にお邪魔して2泊3日寝食を共にして収穫と精製のお手伝いをさせて頂きました。家はウマと呼びますが、椰子の木で作った茅葺き屋根で高床式の方に我々は泊まらせて頂き、ミゲルさん達は家族多分15、6人で一つ屋根の下で住んでいます。大家族で子供が多く、子供なのか?親戚なのか?とにかく常に子供が10人くらいは居て賑やか! 食事はコメ、食用のバナナ、サツマイモ、キャッサバ(タピオカの原料の芋)、葉物野菜が毎日毎食+我々の訪問を歓迎して用意してくれた鶏肉… そしてミゲルさんの栽培しているコーヒー!! 出荷出来ないB級品は自分たちで消費する...毎食本当にコーヒーが美味い! エチオピアで体験した生産国の消費状況と似ている。 中米の生産者はそこまでコーヒーを飲んでいなかった... エチオピアはコーヒー発祥の国!さすがだな〜と感動しましたが、東ティモールも日常的にコーヒーを飲む文化〜料理もしめたニワトリの羽を取る時も焙煎も… 全て1つのデカい中華鍋!薪火で豪快に! 収穫したパーチメント(殻)付きのコーヒー豆を取り出して来て先ずは脱穀、焙煎(少し水を入れた鍋で焼く)、そしてグラインド(脱穀と同じ棒とウス)で意外にも『繊細に網を使用して粒子を合わせる』バリスタ的なスキルを見せつけられた... そして極め付けは手縫いの『ネルドリップ』!美味いわけです〜本当にこの一連の作業を見せてもらって体験させてもらい『一杯のコーヒーにかける想い』に感動させられました。 僕もエアロプレスで抽出して彼らに振る舞いましたが... 〜いつものコーヒーの方が美味い!〜惨敗でした(涙) マウベシの夜はもちろん暗い 産地に行くといつも感動させられるのは『星空』 N Zでは毎晩空を見上げて『南十字星』を見上げていたな〜 そして久しぶりに南十字星にマウベシで出会う事が出来た(涙) カンタ・ティモールで観た様に夜焚き火を焚いてティモール人はクラシックギター弾いて皆んなで歌を歌うのが大好き!!踊りも独特でフォークダンス(稲の籾踏みのようなステップ)の様なテベダイというダンスを皆んなで楽しむ! 産地の夜はこうして更けて行きました… 翌日、いよいよ収穫!レボテロのコーヒー畑を皆んなで『完熟豆』のみの収穫を敢行〜 各自カゴをぶら下げて完熟チェリーの摘み取りに励み、歌を歌ったり、子供達が周りではしゃいでいたり、とにかく楽しい収穫が出来ました。...
TIMOR LESTE 久しぶりの産地!Promised Land 東ティモール! Part.4
いよいよマウベシへ!! 東ティモールを訪れる前に『Canta! Timorカンタ・ティモール』という映画を観ました。 これが素晴らしい〜コーヒーに辿り着く...
