フラホワBlog

おすすめのコーヒーミルはこれ!
こんにちは!フラホワのDomingo(ドミンゴ)です! 今回は『おすすめのコーヒーミル』のご紹介となります。 コーヒーミルとは コーヒーミルとは、焙煎したコーヒー豆を粉末状にするための器具になります。グラインダーという言い方もあり、違いとしてはコーヒーミルは主に家庭用。 グラインダーは業務用の器具を指すことが多いです。定義づけは特に無く、どちらもコーヒー豆を粉にするために使用されます。 コーヒーミルの種類 〈刃について〉 ミルには、コーヒー豆を粉砕するための刃が付いていて、それぞれ特徴があります。 コニカル式・・・手動ミルに多い。円錐形で豆をすり潰して粉砕。 フラット式・・・電動ミルに多い。刃が2枚あり一方の刃を固定し、もう一方を回転させて粉砕する。 ブレードグラインダー(プロペラ式)・・・プロペラが回転し豆を砕いていく。粒の大きさを揃える機能はなく、挽く時間や目視により揃える必要性がある。 まずは下記のような、『手動ミル(手挽きミル)』のメリット・デメリットを交えてご紹介いたします! 〈刃〉コニカル式 『HARIO コーヒーミル・スマートG』 メリット1:比較的安価な物も多く、これからコーヒーを始めたいといった方にはおすすめメリット2:持ち運びしやすく、アウトドアでも挽きたてを楽しめる メリット3:分解して水で丸洗いできる(木製など水に濡らせない物もあるため全てではない) デメリット1:挽き切るまでに時間がかかる デメリット2:少量の豆しか挽けない デメリット3:浅煎りの豆が硬くて挽きにくい 〇高価な物もあり同じ手動でも切れ味の違いや持ちやすさ、回しやすさが変わってくるなど様々。粒度の均一性が上がればより美味しくなるため、自宅でも極めたいといった方は細かく性能をチェックしライフスタイルに合った物を購入するのがおすすめです。『HARIO コーヒーミル・スマートG』は店頭にてお取り扱いもございますので是非お気軽にスタッフまでお尋ねください!(一部取り扱いのない店舗もございます。) ※よりおいしいコーヒーを追求し自宅でも体感したい方はコマンダンテなどの最高峰手動ミルもおすすめ! 続いて、 電動ミル 〈刃〉フラット式 個人的おすすめはこちらの、Kalita...

コーヒーとコーヒー豆の量について
こんにちは!フラホワのSallyです。 みなさんはコーヒーを淹れようと思った時 「コーヒーの豆はどのくらい使うのかな・・・」なんて思ったことはありませんか。 わたしもコーヒーをはじめた当初は分からず、感覚で淹れておりました。感覚で淹れてしまうと「思った味とちがうな~」「前回は美味しく淹れられたのに…」と、安定した味が出せなかったのを思い出します。 今回は"コーヒーとコーヒー豆の量"についてお話させていただきます。 コーヒーカップに入る量は? みなさんはどんなカップでコーヒーを飲んでいますか? カップには様々なものがあります。コーヒーカップとマグカップでは入る量も違います。 左:コーヒーカップ 140㏄中:コーヒーカップ 200㏄右:マグカップ 250㏄ コーヒーカップにどのくらいコーヒーが入るかによってコーヒーを作る量を決めていきましょう。2人分、3人分も同様です。これには、ブリューレシオを使います。 ブリューレシオとは ブリューレシオとは、"コーヒー粉の量とお湯の量の比率” のことです。 世の中には、数えきれないほどの抽出レシピがあります。その抽出レシピを作るときに重要になるのがブリューレシオです。 コーヒー粉の量を1と考えた時の、使用するお湯の量の比率です。 ブリューレシオには基準値がある「1:15」または「1:16」 「1:15」の場合粉の量 お湯の量10g 150g12g 180g14g 210g16g 240g18g 270g20g 300g「1:16」の場合 粉の量 お湯の量10g 160g12g 192g14g 224g16g 256g18g 288g20g 320g 世界トップクラスのバリスタやコーヒーショップのレシピを見てみると、ブリューレシオは同じであることが意外と多いのです。まずはこの基準値を参考にしてコーヒーを淹れてみてください。※ブリューレシオは注ぐお湯の量であって、出来上がるコーヒーは注いだお湯よりも約13%ほど少なくなります。これは、粉がお湯を吸収するためです。しかも、焙煎度合いによって多少前後します。コーヒーって奥が深いですよね! フラホワのブリューレシオ フラホワブログをご覧のみなさまは、フラホワのブリューレシオが気になりますよね。フラホワではコーヒー豆の焙煎度や抽出器具によってレシピが異なります。ここでは"ハリオV60”のレシピからブリューレシオを出してみましょう。 ■浅煎り~中煎り 粉の量 12g お湯の量200g 「1:16.7」 ■中深煎り~深煎り粉の量 20g お湯の量240g 「1:12」 "浅煎り~中煎り” と "中深煎り~深煎り” と比べてみるとブリューレシオは大きく違います。 焙煎度でレシピが違う コーヒー豆がどこで作られているのか。...

エスプレッソとは?
こんにちは!Lilyです! 今日は『エスプレッソ』についてお話しします!ぜひコーヒー片手に、リラックスしながら、読んでみてくださいね~! 早速ですが、みなさま、『エスプレッソ』を飲んだことはありますか? ラテやカプチーノなどのエスプレッソメニューはよく飲むけれど、『エスプレッソ』そのものを飲んだことがある人は、意外と少ないのではないでしょうか。 私が初めてエスプレッソを飲んだのは、高校生の時。ふと、立ち寄ったカフェで、メニューの一番上に書かれていた『エスプレッソ』を何も考えずに注文。 出てきたのは、とっても小さなカップ。コーヒーの少なさ、そして濃さに驚きながらも、思わず一気に飲み干したのを、今でも覚えています。 もしかしたら、同じような体験をした方もいたりして…これからエスプレッソを初めて飲むみなさまも、すでにエスプレッソを愛してやまないコーヒーラバーのみなさまも、ぜひ一緒に、エスプレッソの魅力を探っていきましょう! エスプレッソって何? エスプレッソとは、イタリア生まれのとても濃厚なコーヒー。 細かく挽いたコーヒーの豆に、エスプレッソマシンで高い圧力をかけ、短時間で抽出することで、香り高く、深い味わいが楽しめます! 名前の”Espresso”はイタリア語で「急速に」という意味で、その名の通り!圧力をかけ、素早く抽出されるのが特徴です。 さらに”Espresso”には「特別に、注文ごとに」という意味もあり、注文されてから、一杯ずつ作られることから、「あなたのために作られた特別な一杯」というメッセージが込められている説もあるとか… エスプレッソの抽出量はとても少なく、1杯30mlほどの量。デミタスカップという小さなカップで提供されます!見た目は小さくて、かわいらしいですが、コーヒー豆の成分がギュッと凝縮されているため、そのまま飲むと、とっても濃厚です…! その濃厚さが、エスプレッソの魅力ですが、初めて飲む方は、その濃さに驚くかもしれません。本場イタリアでは、スプーン1,2杯ほどの砂糖を入れてそのまま飲むのが一般的な飲み方です。砂糖を加えることで、ほろ苦くて甘い、カラメルのような味わいになります。(気になる方はぜひ本場スタイルでお試しあれ!) 美味しいエスプレッソとは 濃くて苦いイメージが強いエスプレッソですが、実は『苦い』だけではありません! 質の良いエスプレッソは、まるでコーヒーのシロップのよう!とろっと滑らかな口あたりで、雑味がなく、凝縮されたコーヒーの甘みや旨み、そして芳醇な香りをダイレクトに楽しむことができます。 美味しいエスプレッソは、抽出後に現れる『3つの層』が大切。 1.クレマ(最上層) エスプレッソ液面にできる金色のきめ細かい泡の層。香りを閉じ込める役割もあり、口当たりが滑らかで、甘みを感じます。質の良いエスプレッソには、つやつやで厚みのあるクレマができます。 2.ボディ(中層) エスプレッソのコクや旨みが凝縮されたブラウンの層。焙煎度合いによって味わいは異なりますが、コーヒーの風味がしっかりと味わえます。 3.ハート(最下層) 一番色の濃い部分で、芳醇な香り(アロマ)が凝縮された部分。 この3層がきれいに現れたエスプレッソは、上質な1杯の証。 ただ、この層が現れるのは淹れたてだけ!できたての10秒が一番おいしい状態ですので、抽出後はすぐに味わってくださいね! フラホワでは、エスプレッソ用に特別にブレンドした、『Rangitoto(ランギトト)ブレンド』を使用しています! 東ティモール産とエチオピア産の豆を使った深煎りのブレンドで、ニュージーランドのオークランドにある、無人島の名前から名付けられました。...

ハンドドリップにおすすめのケトルは?
こんにちは!フラホワのGeorgeです。今回はコーヒーを淹れるときに使用するケトルについて、ちょっと探ってみたいと思います! 皆さんのご家庭ではどんなケトル(湯沸かし器)をお使いですか? 上の写真のような形の注ぎ口の物ですか? もしくは、このような温度設定もできる物? 家電屋さんへ行ってもたくさん並んでいて、正直迷います…。 しかしコーヒーを淹れるときに必要不可欠な条件としては、 写真のような細い注ぎ口の形がベストだと思います。 では、このような形の注ぎ口はなんで必要なのでしょう? コーヒーを淹れるとき、特に円錐形のドリッパーに対してはコーヒー粉の中心に注ぎ入れます。 フラホワBlogの、ドリップバッグで美味しいコーヒーを淹れる方法 などを参考にしてみるのもいいですよ! バリスタならではのちょっとしたオモシロい発想でとても参考になりますよぉ~ ケトルの注ぎ口のデザイン 注ぎやすさや湯の出方に影響します。細長い注ぎ口は正確に注ぎやすく、広い口は注ぎやすさを重視しています。 その時に必要になってくるアプローチとして、注ぎ口の形状はこのようなグースネック(ガチョウの首のように見えることからもきてます)型が注ぎやすく、また湯量の調整がしやすいのも特徴です。 もしくはペリカンのような愛らしい形をしているペリカンケトルもあり、特にコーヒーを淹れる際に使いやすいように設計されており、注ぎ口が細くなっているため、こちらも湯のコントロールがしやすく、丁寧なドリップが可能となります。 では、逆に広がりのある口に関しては勢いよく注ぐことを重視していますので、ドリップコーヒーを淹れるときにはとてもコントロールが難しく、均一な抽出が出来ない可能があります。 様々な注ぎ口の形状や持ち手(ハンドル)の形状もあり、やはり迷います!!私もこの仕事だからこそ、いろいろなケトルに触れ体感できますが、といっても、そんなに多くありませんが。 それでも自分にフィットする物が多いとは思いません。 私が個人的に重視している点は、 ・ケトルの重さ:お湯を入ればより重たくなるので、軽いほうがいいかな。 ・注ぎ口の形状:あまりS字になり過ぎていない方がお湯垂れのコントロールがしやすい ・ハンドルの形状:指を添えやすい形状 そのほか、デザインだったり色、温度調整付なのか、そうでないものなのか。 ケトルといっても様々。 電気ケトル|ガスケトル|ステンレス製ケトル|銅製ケトル|ホーロー製ケトル それぞれの特徴があり個性的なものから、安価なものや性能が様々です。用途に応じて、自分好みのデザイン、容量などたくさん吟味して、自分にフィットするコーヒーツールを探してみてくださいね! ちなみに、注ぐ!ということで似ているのが、ワインのボトルに直接付けるポアラーという物もありますが、ご存じでしょうか? ガラス瓶の注ぎ口に取りつけて、特に赤ワインを空気に触れさせ、味をまろやかにするのが目的なのですが、それに近いケトル用のアタッチメント(ドリップノズル)などもあり、アウトドアが好きな私も欲しい逸品です。...

デカフェ、カフェインレス、ノンカフェインの違い
こんにちは、フラホワのアリです。 なんとなくのニュアンスで通じる単語ってあると思います。 音の調子、意味、感情、拍数、間だったり… その時々の会話の流れ・口調に合わせて使い分けをして ノンアルコールノンカロリーノンシュガーコードレススタッドレスワイヤレス食品ロス 鬼滅ロス福山ロス どれも『ない』『なくなる』『失う』みないなニュアンスで使われています。 同じような単語がコーヒーでもあります。 ・ディカフェ・カフェインレス・ノンカフェイン この3つは『カフェインがない』みたいなニュアンスで使われていますが 実は意味が違う単語です! ディカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違い ディカフェ カフェインを含んでいる飲み物や食べ物からカフェインを”取り除いたもの”または、本来はカフェインを含んでいる 飲み物や食べ物へ添加しないで、カフェインを”含まない状態にしたもの”ディカフェの状態ではもともとあったものを取り除いているので、100%カフェインを含まないというわけではないです。 カフェインレス カフェインが含まれていないわけではなく、”カフェインが少ないもの”カフェインレスはカフェインの含有率が0.1%以下に抑えられたもの指します。 ノンカフェイン もともとカフェインが ”全く含まれていないもの” カフェインが身体に合わない場合や、 妊娠中などカフェインの摂取が気になる場合は 『ノンカフェイン』表示のものを選ぶといいです。 ・ディカフェ=カフェインを”取り除いたもの”・カフェインレス=カフェインが”少ないもの”・ノンカフェ=カフェインが”ないもの” カフェインのメリット・デメリット そもそもカフェインとは...
デカフェ、カフェインレス、ノンカフェインの違い
こんにちは、フラホワのアリです。 なんとなくのニュアンスで通じる単語ってあると思います。 音の調子、意味、感情、拍数、間だったり… その時々の会話の流れ・...

浅煎りコーヒーの美味しい淹れ方は?
KiaOra!お久しぶりです。Wiremu(ウィレム)です。 前回の『浅煎り入門編』はもう見て頂けましたましたか? まだの方はぜひこちら↓ ”浅煎り”コーヒーって、何?~入門編~ – FLATWHITE COFFEE FACTORY さて前回は”浅煎りとは何ぞや”をお伝えしましたので、今回は”浅煎りコーヒーの淹れ方”編です! お店で飲んだコーヒーがフルーティで美味しかったから、同じ豆を買って家で淹れてみた! でも何か違う…。薄かったり、ちょっと雑味がでちゃったり…。なんてことありますよね。 そんなあなたに、お家で浅煎りコーヒーを淹れる際のコツをお伝えします! フラホワ流のレシピを踏まえた紹介ですが、ポイントさえ押さえればどんな淹れ方にも応用できるかと思います。 ぜひ普段のレシピと飲み比べてみてくださいね。 はじめに押さえたいポイント はやる気持ちを抑えつつ…。 まずは浅煎りに限らず、コーヒーを淹れる際に「ここだけは押さえたい!」4つのポイントです。 “量(グラム)・温度・時間をはかる” ①豆の量 ②お湯の量 ③湯温 ④抽出時間 この4つを押さえると、安定して美味しいコーヒーが淹れられるようになります! この間淹れたコーヒー美味しかったから、また飲みたいな…。 すきなお店のレシピを教えてもらったから、家でも淹れてみよう! そんな時に味の”再現”ができる。 ちょっとひと手間だけど…。もっと美味しいコーヒーの為なら。 特に湯温、毎回測るのはものすごく手間ですよね。 最初だけは!測りましょう。...