
Life is too short for bad coffee
どうせ飲むなら、美味しいコーヒーを
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グァテマラ ペニャロハ生産組合 ウォッシュド
久しぶりに帰ってきました、人気のグァテマラ ペニャロハ生産組合。 FWCFでも長年提供していた深煎りのコーヒーです。この時期はアイスコーヒーでもより美味しく味わえます。
グァテマラ ペニャロハ生産組合 ウォッシュド
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ホンジュラス フロル・デ・カフェ農園 ウォッシュド
久しぶりのホンジュラス!!フロル・デ・カフェのウォッシュドはこの時期に飲みたくなる一品です。 クリアなテイストですが、マンダリンオレンジやライチなど南国系の果実の酸味感いいです。
ホンジュラス フロル・デ・カフェ農園 ウォッシュド
久しぶりのホンジュラス!!フロル・デ・カフェのウォッシュドはこの時期に飲みたくなる一品です。 クリアなテイストですが、マンダリンオレンジやライチなど南国系...



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いま人気のコーヒー
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朝に飲みたいコーヒー
1日の始まりには、華やかな香りとスッキリした味わいのフルーティー系やマイルド系のコーヒーがおすすめ。爽やかな目覚めと、フレッシュな気分に包まれ、元気にスタートしましょう!忙しい朝にはドリップバッグコーヒーやアイスコーヒーもおすすめ。
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ランチの後に飲みたいコーヒー
食後の余韻にそっと寄り添う一杯。後味がすっきりしたマイルド系やビター系のコーヒーがおすすめ。焙煎から間もない、新鮮な豆だから味わえる一杯をお楽しみください。
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甘いスイーツと合わせたいコーヒー
甘いスイーツとコーヒーって、最高の組み合わせですよね。香ばしい香りと一緒に、しっかりしたコーヒーのコク。つい笑顔になってしまいますが、食べ過ぎにご注意を!
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仕事の休憩で飲みたいコーヒー
頑張った自分にご褒美の一杯。気分をリフレッシュして後半も頑張りましょう。気持ちをほぐすフルーティーから、心に沁み込んでいくような深いコクや香りのコーヒーがおすすめ。香ばしさや甘い香りで最高のコーヒーブレイクを。
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フルーティ系のコーヒー豆
フルーツの甘味や酸味を楽しめる、浅煎りのコーヒー豆の一覧
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マイルド系のコーヒー豆
酸味と苦味のバランスがとれた、誰にでも飲みやすい中深煎りのコーヒー豆一覧です。
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ビター系のコーヒー豆
コクや苦味を楽しめる、深煎りのコーヒー豆の一覧
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ブレンドコーヒーって何?
こんにちは! お久しぶりとなりました。フラホワのドミンゴです! 今回のテーマでもあるブレンドコーヒー。 よく耳にはしていたけど深く考えたことはかなった!という方も多いのではないでしょうか? 実は奥が深く、種類もコーヒー屋さんの数よりはるかに多く、手間と時間もかけています… 「イメージの味にするにはもう少しアクセントのエチオピアの割合を…」 「もう少しボディーしっかりめにしたいから深煎りブラジルの割合を増やして…」「やっぱり減らしてみようよ!」 「…。(豆無くなってきたぞ…)」 こんな感じのやり取りを1人脳内や複数人で時間をかけて行っていると思うと…(想像でしかありませんが)言葉にならないくらいリスペクトです。 そこも含めたブレンドコーヒーの魅力。 皆さんのコーヒーへの興味をより前進させるキッカケとなれれば幸いです。 さて本題へと移ります。いきなりですが、 〇ブレンドじゃないコーヒーとは何でしょうか? シングルオリジンとも言いますが、その名の通り何もブレンドされていない1種のみのコーヒーの事を指します。 例えば、ブラジル 〇〇〇農園と表記されているような単一のコーヒーです。 〇ブレンドコーヒーとは何でしょうか? こちらもその名の通りブレンドなので、2種類以上の違った豆が混ぜられているコーヒーの事を指します。 配合の割合や豆の種類、焙煎度合いもお店によりさまざまで、作り手の好みや個性も出やすいのも特徴です。 また、ブレンドの方法も大きく分けて2パターンあります。 〇生豆の状態からブレンドしまとめて焙煎するプレミックス プレミックスは一度の焙煎で沢山のブレンドコーヒーを作ることができます。ただ、産地や特徴の違う豆でも焙煎度合いが全て同じになります。その為、味の均一性は高くバランスの取れたものが多いです。ただ全ての豆に合った焙煎をすることは難しく、平坦な味にもなりやすい傾向にあります。 〇焙煎した豆をブレンドするアフターミックス アフターミックスは各豆を焙煎した後にブレンドをする為、手間はかかりますが豆に合った焙煎が可能となります。1種類ずつ個性を活かした焙煎のブレンドとなる為、配合により好みのブレンドを作りやすいのも特徴です。 なぜブレンドコーヒーがあるのか? 理由はさまざまで、美味しさの向上・安定性・コスト管理・独自性(ブランド化)などが挙げられるかと思います。 〇美味しさの向上 異なる特徴の豆を組み合わせることで、シングルオリジンでは出せないバランスの良い風味を生み出せる。 ...
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コーヒー豆の挽き方で味は変わるの?
こんにちは、フラホワのLilyです! 今回のテーマは『コーヒー豆の挽き方で味は変わるの?』 ぜひ、コーヒー片手に読んでみてくださいね~! 自宅でコーヒーを淹れる時、「あれ、なんだか味がしっくりこない…」 なんてことはありませんか? 豆を変えてみたり…粉の量を変えてみたり… お湯の量を変えてみたり… 好みの味に近づけるために、試行錯誤しているのでは…? 実はコーヒーの味には、豆の種類や淹れ方だけではなく、「豆の挽き方(=挽き目)」が大きく関係しています。 今回は、コーヒーの味に大きく影響する、コーヒー豆の挽き方(挽き目)についてお話しします。 挽き方によってどのように味が変わるのか、自宅で味を調整するポイントなどもご紹介していきますね! 読んだあと、いつもの一杯がもっと美味しくなるはずです…! ●コーヒーの挽き目とは? コーヒー豆は、淹れる前に“粉”にして抽出する必要があります。 これは、豆の表面積を広げてお湯と触れる面を増やし、 香りや味の成分をしっかり引き出すために欠かせないステップです。 その粉の粒の大きさを「挽き目(=メッシュ)」と呼び、この挽き目の違いによって、抽出される成分やスピードや味わいが大きく変わってきます。 豆を粉に挽くためには、ミル(豆を挽く器具)が必要になります。 ちなみに、ミルについてはこちらの記事でも詳しく説明していますので、参考にしてみてくださいませ。 ブログ:『おすすめのコーヒーミルはこれ!』 ● 挽き方の種類とおすすめの器具 コーヒーの「挽き目」は、粒の大きさによっていくつかの種類に分けられます。 代表的な挽き方を、ご紹介します! ◆ 極細挽き(小麦粉のような、さらさらパウダー状) エスプレッソマシンや、トルコ式コーヒーに使うイブリックなどにぴったりです。...
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アイスコーヒーの作り方
こんにちははアリです! ちょっとずつ、ちょっとずつ気温があがって来ました。うだるような暑さ中、冷たいアイスコーヒーが染みる季節がそろそろやってきます。 こみ上げてくる汗もカラッと乾くような美味しいアイスコーヒーをご自宅でも!夏に向けて、アイスコーヒーの楽しみ方と作り方をお伝えしたいと思います! 熱量が変われば感じ方も変わるモノ ってあると思います。 日本酒の”熱燗”と”冷燗” お蕎麦の”かけ”と”ざる” かつおの”刺身”と”タタキ” DREAMS COME TRUEが唄う”未来予想図IIと”何度でも” モノは同じでも熱いか冷たいか、生か火を通すか、オリジナルかカバーか、トライかリトライか “熱量”が変わるだけで味や香り、感じ方は変わってきます。それは、コーヒーでも同じことが言えます! 中には、暑くてもホットコーヒーしか飲まん…とか、そばといえばざるそばだ…とか 頑固な方… ではなく、こだわりを持っている方もいるかとは思いますが、ホットコーヒーとアイスコーヒーの違いは、味や香りの感じ方です! 5つ味覚とホットコーヒー・アイスコーヒーの違い 味覚には5つの基本味【五味】というものがあります。 それが、甘味・塩味・酸味・苦味・うま味!この5つの味覚は舌で感じます。より厳密に言えば、口の中にある”味蕾(みらい)”と呼ばれる味細胞の集合体によって感知されます! また、味覚は温度によって感じ方は変わります。特に、コーヒーに関係している基本味は、甘味、酸味、苦味の3つ! ⚫︎甘味→体温に近いほど強く感じる⚫︎苦味→温度が低いほど強く感じる(ホットよりアイスが苦味を感じる) ⚫︎酸味→温度に影響されない(ホットもアイスも酸味は変わらない) 簡単に図にするとこんな感じ↓ アイスはホットと比べて、甘味が感じにくくなる分、よりはっきりした苦味や酸味を感じやすくなる!もちろん、味が変われば香りも変わる。つまり、スッキリした爽快感のある味と香りを楽しめます! まさにこれが熱量の違いの感じ方! 音楽でも例えるなら、ドリカムが歌う未来予想図IIと、いきものがかりがカバーする未来予想図II 同じ曲なのに、声の質や歌いグセ、ビブラートとかけ方、ブレスの仕方、しゃくりとフォールの使い方で違う歌に聞こえたりもします! まさにこれが熱量の違いの感じ方! アイスコーヒーの楽しみ方と作り方 フラホワ流アイスコーヒーの楽しみ方! ▶︎フランネルドリップアイスコーヒー |...
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バリスタになるには
KiaOra!!フラホワブログで皆さんにお会いするのは3回目です。Wiremuです。 さてサムネイルですが。超・超勝手に泉店のマスコットキャラクターになってもらっています。オールブラックスのユニフォームでお気づきですよね?キウィバードちゃんです。お腹を押すと運が良ければ『ハカ』歌います。充電が間もなくなので、気になる方はお早めに。 さて、今回はちょっと抽象的なお話を… 『バリスタになるには?』つらつらと書いていこうと思います。 バリスタ、いい響きですよね。興味あるけど…。どうやったらなれるの?なんて方、いませんか? ぜひお付き合いください! そもそも バリスタ って? バリスタとは。検索してみると、「発祥はイタリアのバールで働いている人……」「主にエスプレッソやノンアルカクテル・軽食の提供……」などなど。コーヒー淹れている人だな。くらいはわかりました。 ただし現代の、私たちの認識とは少し離れていそうです。今回は一歩踏み込んで、おそらく皆さんもイメージするであろう『コーヒーのプロフェッショナル』と定義してお話を進めてみます! 『コーヒー』といっても様々なスタイルがありますが…バリスタは特にエスプレッソマシンを使いこなしエスプレッソやラテ、フラットホワイトなどドリンクを作成する人。を指すのが一般的でしょうか。 (とはいえ、ドリップコーヒーは淹れられなくても良いのか?ノーノー。扱う器具や抽出のロジックは全く異なるとはいえ、ドリップコーヒーに関しても知識・経験は必要です。好きな事だけ貫くmy wayも良いですが…。コーヒー全般に知見があるべきですね。) 『プロフェッショナル』なのだから、スポーツ選手の入団テストや、ダイバーのライセンスなどのように、名乗る為に免許や試験があるのか? 答えはノー。ノーノー。 バリスタを名乗る上で、具体的に「○○で働いている」「○○の資格を取得している」などの明確なルールや法律などはありません! *ただし…日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)の『コーヒーマイスター』や、日本バリスタ協会(JBA)の『JBAバリスタライセンス』などなど、有用な資格は勿論あります。これらは確かな知識・技術の裏付けになるので、バリスタである(コーヒーに詳しい・プロ)の証明になることは間違いありません。better way。 極端ですが名乗ったもん勝ち。コーヒーを一度でも淹れたことがあればバリスタを名乗ることはできる…? 『バリスタ三拍子』 とはいえ『プロ』である事を重要視すると☑コーヒーについての知識が豊富☑おいしいコーヒーを作ることができる☑お客様をもてなす適切なサービスができる知識・技術・ホスピタリティ。どれも欠かしてはならない重要な資質ですね。 基礎はもちろん、トレンドを押さえる探求心。より最高の1杯を極める熱意。惜しみなくお客様へ還元。 特に『ホスピタリティ』は、テキストや自主練習では身につかないチカラ。そもそもこれはバリスタに限った話ではありませんが…一人ひとりのお客様の好みや求めているものを把握して、最高の一杯を提供し、満足してもらう。日々繰り返し。 これは、スタバ・タリーズ・ドトール・フラホワ…etcどこでも根幹は同じではないかと思います。 ちなみに私は学生時代ドトールでアルバイトをしておりました。いわゆるフランチャイズ店ですが、研修もしっかりしていたし、なにより「接客」の質が高いお店でした…。学生ながら、店長さんのホスピタリティに感動した覚えがあります。みなさんも、スタッフ側・お客さん側どちらかで、「このお店なんか好きだな!」って感じたこと、あるはずです。 …話を戻しまして!バリスタと聞くとオシャレで、ラテアートなど華々しいイメージがある一方、その倍以上に地道な努力や細やかに気配りできる能力が求められます。 バリスタ三拍子!ぜひ頭の片隅に。 ...
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ラオスコーヒープロジェクト Laos Coffee Project Part.4 最終章
今回の訪問の目的はFWCFオリジナル精製!独自のFermentation(発酵&精製)の実現!滞在期間内の限られた時間の中でソンプーさんの農園、ウェット&ドライミルのキャパに適合した精製でなければ実現出来ない...チェリーの味わいも含めて収穫時期後半だった事もあり本当に充実した時間だったと思います。 天候に恵まれ、エンさんとソンプーさん、ご家族親戚の皆さんの献身的な協力により一つの精製方法『ブラックハニー』に行き着きました。是非、ダンサワーンの特徴を出したい!その為には通常のブラックハニーよりも多めのチェリーの皮(カスカラ)とミューシュレージの付着と36〜48時間小山盛に重ねた状態で発酵乾燥を実施し、次の過程で徐々に山盛りをほぐして行き、最終的は24日間掛けてフラットな状態で乾燥を重ね、通常の1.5倍の熟成かつ乾燥工程を経て仕上げられました。 産地の気候は変わり易く、雨季と乾季があると言われるコーヒー産地ですが、地域によっては様々で亜熱帯気候地域では乾季でも雨は降りますし、雨が降って乾燥して来たパーチメント(殻付きのコーヒー豆)が濡れたりするとカビの発生を招いたり、コーヒーの味わいに多大な影響を及ぼす原因になるので本当に神経を使うプロセスなのです。気を抜けない!相手はコントロールの効かない『天候』だからです... 結果、丁寧に仕上げてもらった今回のロットは『甘さ』に関してはかなり格別!長めに熟成させることによる期待していたフルーツ感は、ブラックハニーならではのブルーベリーやプラム感溢れる『芳醇な』味わいのコーヒーが出来上がりました!! FWCFらしいネーミングとして、NZゆかりのダブルショットのエスプレッソ=LONG BLACKと通常のブラックハニーよりも長めの熟成を重ねてLONG BLACK HONEYと名付けて販売開始しました〜 そもそもティピカという品種に興味を持ち、その歴史はエチオピアの原種がイエメンでティピカになり、その後インドネシアへ...最初に述べた様にラオスにそのティピカ種がフランス人によって持ち込まれて始まったコーヒー栽培は100年以上(Since1905 )今も続いている... 現地の人達:ソンプーさんはじめ皆んなが声を揃えてラオスの在来種はティピカ種!今は耐病性に強く生産性が高いカティモール種(ティモール&カツーラ:ハイブリット種)が耐病性の弱いティピカを抜き主力種となっている。そうは言っても彼らはティピカを絶やさないように頑張っています。 SUSTAINABLE コーヒー業界として重要なKEY WARDです。 農園を視察後、ソンプーさんの奥さんが家庭料理を用意してくれて伝統的なスティッキーライスを手で頬張る!ライスも2種類準備してくれるという素晴らしいおもてなしをして頂けました〜何と!ソンプーさんの家に『焙煎機』が...そして彼らからミッキー焙煎教えてよ〜のオファーが...僕のロースター魂はもちろん『Sure,Why Not?』...彼らは僕の焙煎に興味津々...これがスペシャルティコーヒー焙煎だ!と言わんばかりに彼らにとっては目から鱗の『浅煎り』を披露〜かなりの年代物...どうやらJICA絡みで手に入れた様な話をしていました...煙突もなく排気はそのまんま...プロパンガスを繋いでワイルドな屋外焙煎! GIESENとは勝手が違いましたが基本は一緒、浅煎りを仕上げて彼らはその焙煎度合いにもビックリ!焼き立てよりも明日に飲んだ方が美味い!のですが、我々には時間がなかったので持参したエアロプレスとソンプーさんが大切に使っている(かなり年季が入っている)V60の2種類で抽出〜そのフルーティな味わいに驚愕!これ、本当に俺のコーヒーなのか??って...奥さんも『美味い』って親指立ててくれました。でも好みはいつものビターな深煎りの方だったと後でこっそり聞きました(笑) そもそも浅煎りや中煎り、深煎りと言うよりも『こんな感じ』と言うサードウェーブ前の90年代のコーヒー感覚はまだラオスで根強いと思います。情報が足りないし少ないし、まだこれからのポテンシャルが溢れている国だと思います。当然、今まで語って来たコーヒーの精製についてもまだまだコンサバティブな状況です。10年前、いや5年くらい前のタイやインドネシアのコーヒーはこのラオスと同じ状況だった事でしょう... コーヒー業界は日進月歩です。 FWCFとしても常に『進化』を求めて走り続けています。 SUSTAINABLE & PROGRESSIVE『持続性と発展』 世界にはもっと美味しいコーヒーがあります。生産者なくして美味しいコーヒーは生まれて来ません! ラオスのコーヒー発展の為に汗を流して行きます。
ラオスコーヒープロジェクト Laos Coffee Project Part.4 最終章
今回の訪問の目的はFWCFオリジナル精製!独自のFermentation(発酵&精製)の実現!滞在期間内の限られた時間の中でソンプーさんの農園、ウェット&...
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ラオスコーヒープロジェクト Laos Coffee Project Part.3
パクセーの市内はホテル近くに大きなマーケット、そして東南アジアの商店、露天などこじんまりした街ですが、『ラオスコーヒー協会』の建物があるという事を考えるとやはりラオスのコーヒーを語る上では重要な街! 街並みはどこかフランス領だった時代を感じさせるコロニー風(昔、学生時代にアメリカ縦横断40日間の一人旅をした時に寄ったニューオリンズ辺りの街並みを思い出した)洋風と根っからのオリエンタルなクロスカルチャー感が心地良い... 街中から直ぐにボラベン高原へ向けての一本道(国道/幹線道路)をひたすら走る...そうは言っても約2時間強くらい…アクセスの良い産地で、道中エンさんの軽快で興味深いラオスあるある話を聞きながらだったのであっという間でした。 コーヒーの木が見えてきた... 標高も1,000mを超え〜いくつかの村を超え〜ボラベン高原は山ではなく高原ですので全体的に高地のエリア。今回のエンさんの親戚にあたるソンプーさんが新たなコーヒー生産組合を作りコーヒー農園を保有し、ウエットミルのある地域は現地でダン・サワーンと呼ばれるボラベンでも最も肥沃なエリア!通常は近隣のタイやベトナムなどへの販売を行っていたが、でら珈園さんとの出会いで日本への輸出が始まり、今回僕の訪問に繋がったのです〜 農園はソンプーさんの家族及び親戚(エンさんも含む)で営まれていて、到着した時も収穫中でした。農園ではTYPICAティピカ(現在FWCFで販売中)とCATIMORカティモールの2種類の栽培、基本メインはウォッシュドで、一部ハニー(通常:イエローハニー)精製も実施しています。TYPICAの収穫はほぼ終わり、これからCATIMORの本格収穫という時期でした。コーヒー品種の中でエチオピア原種(FWCFのバンティネンカ)はHerloomエアルームと呼ばれ、アラブの商人達がコーヒー苗を交易により広めて行った事で変異した品種がTYPICAなので各地に根付いた今の姿に凄く興味があり、最近この品種を追い求めています... CATIMORカティモールとの大きな違いは枝の付き方で枝間の長さと枝の角度とでも言った方が良いのでしょうか〜Yの枝角度が鋭角とか、実の付き具合(収量ではCATIMORの方が数段上です)など色々なポイントがあり、最大の特徴は『新芽がブロンズ色』...その木の状態を隅々まで見させて頂き、同時に色々な解説もしてもらいました。 シェードツリーもバナナやアボカド、パパイアなど...こちらの標高は1,080m程度、但しメインの農園は1,200m〜1,300mで広大なForestフォレスト農園!今日は精製をこちらで実施してくれるので時間がない為...明日の楽しみにキープ!! TYPICAとCATIMORを満喫した後、精製〜既に収穫してもらっていたチェリーをパルパーでウォッシュド処理へ...と、ここで問題発生。実はパルパー(皮剥き)するには水が必要なのですが、水の汲み上げホースが故障...さすが、ソンプーファミリー!!その場にあったホースを繋ぎ合わせて臨時で水道から繋ぐ事に成功...無事、パルパーが稼働し、用意していたチェリーの精製開始〜パルパー後の選別具合やチェリーの皮(カスカラ)の取れ具合をチェック... 今回、訪問の目的はラオス産のコーヒー豆でFWCF独自の精製を出来ないだろうか〜その為に短時間ではありますが、ソンプーさんとはエンさんを通じて色々な話をしなければならないし、生産者として今までの経験と実績、もちろんプライド、更にラオスのコーヒー業界事情...色々な話をしていく中で練って来たプランがありましたので、彼らのウェットミルの状況などを鑑みて一つの方法に行き着いた! 現在メインではウォッシュドですが、ハニーも手掛けている...もっと味わいに特徴を持ったハニー精製が出来ないか?? その夜色々な可能性を思い巡らしながら、2日目〜今日はメインの農園への訪問だ!!トラクターでないとその農園には行けない...広大で道が悪く途中川を渡るなど..ソンプーさんの愛犬が真っ先の乗り込み自分の特等席を確保し、その後皆なで乗り込んで出発〜 森の中に入っていくとそこは素晴らしい景色が広がっていました〜ウェットミルのある昨日の農園も素晴らしいのですが、今日は一面がコーヒーの森!! ここは良いね〜 ソンプーさんは基本Cool、エンさんはTalkative、僕もハイテンションで喋りかけるとソンプーさんもちょっと自慢げにニヤッとし、TYPICA!〜って叫び、皆なテンション高め!!品種の見極めのQuizクイズ状態〜 トラクターはどんどん奥に進み、途中他の生産者の農園もある為、皆な収穫に励んでいたので笑顔を交わし合いながら、どんどん悪路を進んで行きました〜 ソンプーさんの農園は奥の方でかなりのフォレストファーム!茂っている森のエリアにはTYPICAが密集しており、反対側の比較的フラットに整頓されているエリアにCATIMORの様に配置されている。前の農園はTYPICAとCATIMORが混栽しているので見分け必須〜勉強になりました〜こちらはエリアで分かれているので、やはりこちらがメイン農園だと言えます。 ソンプーさんのコーヒーでTYPICAは甘さとオレンジ感が特徴!CATIMORの方がフレーバーは強く、カシスやクランベリーの様で酸味もシャープな印象(2023ロット)があった...Pickした完熟チェリーのTYPICAはもちろん、CATIMORも甘い!!やはりこの環境に寄与する『テロワール』なんでしょうね〜
ラオスコーヒープロジェクト Laos Coffee Project Part.3
パクセーの市内はホテル近くに大きなマーケット、そして東南アジアの商店、露天などこじんまりした街ですが、『ラオスコーヒー協会』の建物があるという事を考えると...
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ラオスコーヒープロジェクト Laos Coffee Project Part.2
2024年11月...日本からベトナム/ホーチミンへ6時間程度のフライト...トランジットで2時間程度ホーチミンで早速バインミーとベトナムコーヒー ここから何故かカンボジア/プノンペン(機内で乗客乗換の為1時間弱カンボジアに居た/入国なし)→ラオス/ヴィエンチャンのルートで約9時間ほど乗り継ぎを経てワットタイ国際空港(首都/ヴィエンチャン)に到着しました。 写真はホーチミン→プノンペン→ヴィエンチャン行きの機内ですが、名古屋→ホーチミン間の機内はこれより席が1列多い機体でしたが、6時間程度のフライトで新鮮だったのは今ではあまり見ない座席の前にエンターテイメント(映画や音楽)画面がない!...次回の良い教訓になりました。 到着した時は既に夜9時過ぎで辺りは暗く夜のヴィエンチャンの街をホテルまで...首都ヴィエンチャンの人口は約100万人(ラオス人口約750万人)、さすがに首都だけあって都会!街並みはフランス領の面影を残す建物と東南アジア特有の寺院も多く、カフェやレストランは多くの外国人旅行者らしき人で賑わい、ホテル周辺も賑やかで目の前のHard Rock Caféや少し歩いた先にあったメコン川流域の寺院らしき建物周辺でまさかのナイトSHOWでお祭り騒ぎ...歌あり雑技団系の踊りや芸を繰り広げられていてオーディエンスもそれなりで夜遅くまで周辺は排気ガスの匂いとクラクション、会話で賑わっていました... 平均年齢は24歳程度(東ティモールは18歳!)ですので、やはり日本の少子高齢社会とは大きく異なる東南アジアの決して豊かではありませんが可能性を秘めている国...平均年収は10万程度で近隣のタイ、ベトナムの方が稼げる為若者達の国外流出は課題になっている様です〜社会主義国!この言葉の響きにどんな感じ?と思われる事でしょう。 実は僕も人生初の社会主義国への渡航だったのです〜でも空港の税関や入国審査や夜の街中を見る限り至って自由で社会主義国のあの国?のイメージは全く感じる事はありませんでした。入国審査官が軍服?だった事くらいでしょうね。 よっぽど中米の空港や街中で拳銃やショットガンを携えている国の方が緊張感溢れます... 勝手な社会主義国へのイメージってどうしても持ってしまっていますが、現地で色々話を聞いてみるとかなり自由だし、あまり厳しくはない様です...情報統制とか警察国家的な...近年ASEANの議長国を担い、1975年国交を結んで以来日本も多くの援助を行って来ていましたが、隣国である中国の影響は多大で国家として親中政策を取り中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の要衝の一つ...中国の援助で2021年にヴィエンチャンと中国雲南省昆明を結ぶ鉄道が開通、この鉄道のラオス区間は建設費も技術も大部分を中国に依存、外交や経済面で中国の圧力に屈する「債務のわな」に陥るリスクが指摘されている様です... カフェも良い感じのお店が何軒もあり、早速お気に入りのカフェを見つけました〜 一番気になったのは『電線』です...?? どうやらこの状況ですので度々火事を起こすらしいです...インフラの整備に関してはきっと人口増加や発展途上国あるあるで計画的ではなく必要に応じて増やしている状況なのでいつか成長過程から成熟国家となる段階で整備されていく事でしょう...日本も僕らがまだ幼かった頃は確かに整備はされてなかった記憶ありますもんね〜まだまだ発展途上! いよいよ、PAKSEパクセー ヴィエンチャンはラオスの中部に位置していますので、そこから国内線で約1時間強...南部のボラベン高原のあるパクセーへ向かいました。人口は87,000人程度でまだフランス領インドシナ時代にチャンパーサック王国が存在していたのがこの地域でチャンパーサック宮殿もラオス王国に統一されるまでは存在した都市で西はタイ、南はカンボジアと交流の盛んな地域で栄えており、日本の中小企業向けの工業団地「パクセー・ジャパン日系企業専用経済特区」が開発中で運営母体として西松建設が参画している。タイとの国境付近にメコン川を渡る橋:セコン橋は現地では『日本大橋』と呼ばれ、日本の援助によって架けられ、2018年の開通後セコン県のラマン群とダクチュン群を繋ぐ地域格差を埋める役割と経済発展に寄与しています。日本も中国に負けずに頑張ってますね〜今年は国交樹立70周年、天皇陛下も以前訪れた国、そして愛子様も初外交として行かれる親日国は今、少し話題になっています〜 パクセー空港ではエンさんがお出迎え!エンさんは今回訪問先のコーヒー農園のオーナー:Somphouソンプーさんの親戚で生産組合の代表を務める方(日本への就労経験あり/日本語堪能)、でら珈園さんの仕入れ先で今回のプロジェクトの協力者です。早速、エンさんの車に乗り込みソンプーさんの農園へ向かいました〜
ラオスコーヒープロジェクト Laos Coffee Project Part.2
2024年11月...日本からベトナム/ホーチミンへ6時間程度のフライト...トランジットで2時間程度ホーチミンで早速バインミーとベトナムコーヒー ここ...
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ラオスコーヒープロジェクト Laos Coffee Project Part.1
ようやくこの記事を書く時期が来ました〜 2024年11月にラオスのボラベン高原(南部優良コーヒー産地)を訪問し、そこで『精製』を含めた新たなプロジェクトを開始しました。 仙台の炭卸商社(株式会社たかやま)さんの手掛ける『でら珈園』のアドバイザーとして一緒に現地へ赴き、今後のラオスコーヒーの発展を目指すプロジェクトを始動させました。 Laosラオスのコーヒーとの出会いは遡る事2010年のNZ まだオークランド(NZ)で福島にプロデュースを依頼されたカフェKERI KERIへの焙煎豆提供の為に友人でMAX COFFEE ROASTERのBENNと一緒に日本向けのブレンドやコーヒーラインナップを検討していた頃です... 当時、BENN(MAX COFFEE)はオーガニックの生豆(JAS/USDA認証)を仕入れて焙煎&販売していてその時初めて彼の焼いた東ティモールのコーヒー豆に出会い、その味わいに感動...今に至っているのですが、KERI KERI向けのコーヒー豆は当時全て有機栽培のコーヒー豆でスタートし、その中でLaosも候補に上がっていました...結局、味わいは甘味が特徴で当時は深煎りでしたのでキャラメル感が良かったのですが当時産地の知名度を優先してしまい、唯一お気に入りの『東ティモール』(マイナーな産地でしたが、支援と味わいへの期待も込めて)でそれ以外はメジャーなブラジル、コロンビア、グァテマラ、インドネシア(マンデリン)の5銘柄で2011年11月に福島市で誕生したKERI KERIのシングルラインナップ及びKERI KERIオリジナルブレンドは誕生しました... ラウー(Laos)のコーヒーは美味いぞ!Bennはその当時笑顔で語っていました... 最近の東南アジアコーヒー産地で飛躍的に成長を果たしているタイのコーヒーを扱い始め、インドネシアは昔から扱っていましたが、近年こちらもCOE(カップ・オブ・エクセレンス)開催を契機にタイも含めて飛躍的に産地情報がどんどん明らかになり、魅力的な生産者やロットと出会う機会が増えて来た事も大きいと思います。 そんな東南アジアコーヒー市場に注目し始めた頃に『でら珈園』さんと出会い、ラオスのコーヒーを紹介され、10年以上の時を経てラオスのコーヒーと再会したのです。 そもそもラオスのコーヒーとは... 1915年、フランスからコーヒーノキが持ち込まれたのがラオスコーヒーの始まりです。当初はラオスの政治や内戦の影響で、コーヒー豆の生産はほとんど発展していませんでした。しかし、ラオス政府がコーヒー豆の生産を復興する改革支援を始めたことで、状況は一変します。ラオスでは植民地時代にコーヒー豆の生産を始めた小規模農園が多く、産業拡大による市場価格の下落に耐えられる経済的体力がありませんでした。2000年頃、小規模農園とフェアトレード契約が盛んになり、ラオスのコーヒー豆を保護する動きが広まりました。ラオスではカネフォラ種(ロブスタ)の生産量の方が多いのですが、アラビカ種(主にティピカ/カティモール)スペシャルティコーヒー市場としても存在感を示して来ています。 あまり知られてはいませんが... コーヒー総生産量は世界14位(2022)*11位(2020),13位(2021) フェアトレードを推進する企業や組合により、アラビカ種や市場で価値の高いコーヒー豆の生産を目的とした指導や機械が導入されています。現在ではベトナムや中国、タイなどの隣国やヨーロッパや日本にもラオスのコーヒー豆が輸出されています。 コーヒー産地はどの辺か? ラオスのコーヒー豆の生産は、9割ほどが南部のボラベン高原.. ラオス南部は赤道に近いため、温暖な地域です。標高も高く、雨季と乾季のあるモンスーン性気候が特長です。また数百年前に起きた火山噴火により、コーヒー豆の栽培に必要なミネラルを豊富に含んでいる火山灰性の土壌でもあります。ボラべン高原では1万5,000人~2万人の人達が小規模農園でコーヒー豆の生産を行っています。数は少ないですが、大規模農園を運営するところもあるようです。小規模農園では無農薬、手作業で栽培や収穫が行われています。 アラビカ種の収穫時期は3~5月です。精選方法は水洗式(ウォッシュド)がメインです。 この様なラオスのコーヒー事情を踏まえてFWCFのラオスコーヒープロジェクトは開始しました〜
ラオスコーヒープロジェクト Laos Coffee Project Part.1
ようやくこの記事を書く時期が来ました〜 2024年11月にラオスのボラベン高原(南部優良コーヒー産地)を訪問し、そこで『精製』を含めた新たなプロジェクトを...
