Life is too short for bad coffee
どうせ飲むなら、美味しいコーヒーを
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ハワイ コナ アロハヒルズ農園 ウォッシュドが登場
FWCF12周年の時に期間数量限定で登場したハワイコナ。お客様からのたくさんのご要望にお応えし改めて登場!FWCF焙煎のハワイコナはビター過ぎないテイストとマカダミアナッツやダークチョコレートの中にもオレンジ感も表現できている一品です。
ハワイ コナ アロハヒルズ農園 ウォッシュドが登場
FWCF12周年の時に期間数量限定で登場したハワイコナ。お客様からのたくさんのご要望にお応えし改めて登場!FWCF焙煎のハワイコナはビター過ぎないテイスト...
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いま人気のコーヒー
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from 35 reviewsいつも美味しいコーヒー豆を送っていただき,ありがとうございます.これまで送っていただいたものは,いずれも満足でした.今後も新鮮な豆を送ってください.
毎月届くのが楽しみです!
ライトな口当たりなのに、フルーティーな奥行きを感じる、まさに求めていた味のコーヒーでした!色々買い貯めてしまったので次の機会にも残っていたら購入したいです。
美味しかった。好みの味に出会えた
いつもお世話になっております。
毎回新しい豆の到着を楽しみにしています。
先日ロースターの方と直接お会いできて、感謝をお伝えでき、ますますファンになりました。
今後ともよろしくお願いします!
いつもありがとうございます。とても美味しくいただいてます。毎回来るのが楽しみです♪
福島訪問の時、大好きなコーヒーの名前を冠したフラットホワイトコーヒーを偶然見つけて、飲んでみたら美味しいのでうっかりお豆を買って帰ったらこれもまた美味しくて、今では、おうちではフラットホワイトさんのお豆をひいたコーヒーしか飲めなくなってしまいました。
フルーティでとても美味しいです。安定したクオリティを提供して頂けます。
ビター派にはとても美味しい
ディカフェが流行り始めた頃、なかなか見つけることができなかったなか、やっと見つけらることができた自分好みのおいしいディカフェです
先方から、本当に美味しいコーヒーで贅沢な気分になったと感謝されました。私自身もこちらのドリップコーヒーを飲んだことがありますが、香り高くとても美味しいです。
さすがのアナエロビック。
デイリーではないけど、気合いを入れるための一杯に!
安定のエチオピアですね!
もう、他のJamaicaは飲めないほど、気に入っています!
贈り物にこちらの商品を選びました。普段お店には行っていましたが、ギフトは初めてです。箱もシンプルで高級感があって良かったです!持ち運びの紙袋もつけていただけて嬉しかったです。また利用したいと思っています。
フラホワオリジナル商品
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FWCFオリジナルマグカップ ダイナー
通常価格 ¥1,430通常価格単価 / あたり特別価格 ¥1,430 -
FWCFオリジナルTシャツ2025『キーウィの出会い』
通常価格 ¥3,300通常価格単価 / あたり特別価格 ¥3,300
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朝に飲みたいコーヒー
1日の始まりには、華やかな香りとスッキリした味わいのフルーティー系やマイルド系のコーヒーがおすすめ。爽やかな目覚めと、フレッシュな気分に包まれ、元気にスタートしましょう!忙しい朝にはドリップバッグコーヒーやアイスコーヒーもおすすめ。
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ランチの後に飲みたいコーヒー
食後の余韻にそっと寄り添う一杯。後味がすっきりしたマイルド系やビター系のコーヒーがおすすめ。焙煎から間もない、新鮮な豆だから味わえる一杯をお楽しみください。
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甘いスイーツと合わせたいコーヒー
甘いスイーツとコーヒーって、最高の組み合わせですよね。香ばしい香りと一緒に、しっかりしたコーヒーのコク。つい笑顔になってしまいますが、食べ過ぎにご注意を!
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仕事の休憩で飲みたいコーヒー
頑張った自分にご褒美の一杯。気分をリフレッシュして後半も頑張りましょう。気持ちをほぐすフルーティーから、心に沁み込んでいくような深いコクや香りのコーヒーがおすすめ。香ばしさや甘い香りで最高のコーヒーブレイクを。
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フルーティ系のコーヒー豆
フルーツの甘味や酸味を楽しめる、浅煎りのコーヒー豆の一覧
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マイルド系のコーヒー豆
酸味と苦味のバランスがとれた、誰にでも飲みやすい中深煎りのコーヒー豆一覧です。
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ビター系のコーヒー豆
コクや苦味を楽しめる、深煎りのコーヒー豆の一覧
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コーヒー豆の焙煎って何?
キッチンで焙煎デビュー グッデイ!Charlieです🖐️僕が初めて焙煎したのは、今から10年とちょっと前のことでした。フラホワ泉店のキッチンで、Mickey社長がおもむろに取り出したのは、茶色くないコーヒー豆。 そして、銀杏を煎る用の金網。「これで焙煎してみようか」言われるがまま、コンロの上で金網をシャカシャカ。目を輝かせながらつぶつぶを見つめる僕。カップラーメンよりも早く出来上がったそれは——残念ながら、生焼けでした。 コーヒーの美味しさはどこからやってくる? ここで、コーヒー豆について簡単に説明を。コーヒー豆は、もともとはコーヒーノキという木に実っている、果実の種の部分を指します。 コーヒー生産者さんが収穫した実は、精製処理を施され、「生豆(なままめ)」と呼ばれる状態で私たちロースターのもとへやってきます。 コーヒーには800種類以上の香り成分が含まれていると言われていますが、この生豆から感じるのは、藁や草のような香りで、コーヒーの香りは全然しません。そう、皆さんが普段目にする茶色い豆とは、見た目だけでなく中身の成分もまるで別物。あの苦味や酸味、香ばしい香りのもとになる成分は、まだ生豆の中で眠ったままなのです。 そんな、THE素材なコーヒー生豆ですが、熱を加えることで驚くほどのたくさんの変化を遂げます。その変化をうまく引き出すのが何を隠そう、「焙煎(ばいせん)」です。 焙煎によって、豆の中に含まれる成分が化学変化を起こし、香りや酸味、苦味のもととなる成分が次々と生まれ、ようやく私たちが知る“コーヒーらしい味わい”が姿を現すのです。 焙煎とコーヒーの味 ご存知の通り、コーヒー豆にはさまざまな産地や品種、精製方法があり、自分好みのコーヒーを見つけるためのキーワードになっています。でも実は、コーヒーの美味しさの大部分は「焙煎」によって決まると言っても過言ではありません。産地や品種が同じ生豆だとしても、焙煎の加減でまったく違った味わいを作り出すことができます。もちろん、産地や品種、精製方法によっても風味は変わりますが、焙煎の加減による味の変化は、それらを上回るほど大きいんです。 たとえば、パンの小麦の種類よりも、自分好みのトースト加減の方が、「これだ!」っていうのがありませんか?コーヒーもそれと同じ感じで、焙煎度合い(=焼き加減)を意識するだけで、「あ、これ好きかも」が見つかる確率がぐんと上がりますよ! 酸味と苦味のカンケイ コーヒー選びに役立つ「焙煎度合い」簡単に説明するとこんな感じです。 焙煎前:生豆(食べられない) 浅煎り:酸味と香り(軽やかで明るい印象) 中煎り:(浅煎りより酸味がマイルド) 中深煎り:(深煎りより苦味がマイルド) 深煎り:苦味とコク(重厚で落ち着いた味わい) 焼き過ぎ:焦げた味 焙煎が進むにつれて酸味は弱まり、苦味が強くなります。 この焙煎度合い、お店によっては「○○ロースト」と表記されることもありますが、実はお店の志向や地域などで基準がまちまちで、主観で決められることも少なくありません。 なので、あまり難しく考えず、・浅煎りのものほど「酸味」の要素が強い・深煎りのものほど「苦味」の要素が強いと捉えるくらいでちょうど良いのかもしれません。 ここでひとつアドバイス!もし、自分が好きな味が何か分からない時は、浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎り、、とひと通り飲み比べてみて、自分好みの焙煎度合いを見つけるところからスタートしてみましょう。店先で試飲のコーヒーをもらったら、「これはなに煎りですか?」なんて聞いてみるのもいいかもしれませんね! ちなみにフラホワでは、コーヒー豆の味わいをFRUITY(浅め)・MILD(中間)・BITTER(深め)で分けています。 エチオピア バンティネンカ農園ナチュラルは、同じ豆でも、3種類全ての味わいをご用意しているので、ぜひ飲み比べてみてください☕️...
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ゲイシャコーヒーとは?
なになに?ゲイシャコーヒー?芸者コーヒー? こんにちは、フラホワのHannhaです!初めてこの品種を聞くとそのように連想されがちなコーヒーでもあり、コーヒー好きの間では特別な一杯としてお店のメニューにあると思わずテンションが上がってしまう魅力たっぷりな品種!! 今回はコーヒーの女王とも呼ばれる『ゲイシャコーヒーとは?』をテーマにスタートしようと思います。 ゲイシャのルーツはエチオピア ゲイシャコーヒーの『ゲイシャ』は、このブログの冒頭にある日本の「芸者」とは実は全く無関係。原産地であるエチオピアの「ゲシャ」という地域に由来する名前で、この地で発見されたアラビカ種(コーヒーノキ属の一種)の突然変異によって生まれた品種です。 ゲイシャコーヒーはなんで有名なの? 2004年、パナマのエスメラルダ農園が国際品評会「Best of Panama」に出品したゲイシャコーヒーが、当時の最高価格で落札されました。この出来事は「ゲイシャ・ショック」と呼ばれ、世界中のバイヤーやロースターがゲイシャ種に注目するきっかけとなり有名な品種としてその名が世界各国に広まりました。 ゲイシャコーヒーはなぜ高価なの? コーヒー屋さんでは1杯1,000円以上もするリッチなコーヒー。高価な理由の一つとしてゲイシャコーヒーは栽培が難しく収穫量も限られています。さらに、標高1,500m以上の高い土地で涼しい気候でしか育ちません。土壌や気候の条件が厳しく高度な農業技術が必要な品種で、丁寧に育てられ、手間を惜しまない精製方法が求められます。世界全体のコーヒー生産量に占める割合もごくわずかなため希少価値が非常に高いのです。 香りと味の圧倒的な個性 ゲイシャコーヒーの最大の特徴は、その香りと味わいです!ジャスミンやバラのようなフローラルな香りでベルガモットやシトラスのような爽やかな酸味。はちみつや白ぶどうのような甘みを持っています。苦みがほとんどなく、まるで紅茶のような繊細さで口に含むとコーヒーが持つアロマが広がります~! ゲイシャコーヒーの栽培地と味わいの特徴 ※パナマ レリダ農園 ゲイシャコーヒーは元々エチオピアのゲシャ村で発見された品種ですが、現在では中南米やアジアなど世界各地の限られた地域で栽培されており、育つ土地(テロワール)によって驚くほど風味が変わります。世界中のコーヒー愛好家が『格別』と認めるほど香り・味・質感の全てにおいて際立った個性を持っています。 ※ゲシャビレッジ それぞれの国のゲイシャが持つ個性を、①香りの特徴②酸味の傾向③甘み・余韻④質感・口当たりの順にご紹介します。 パナマ産ゲイシャ ①:ジャスミン、ローズ、ラベンダーなど華やかさ②:ベルガモット、オレンジのような明るさ③:はちみつ、白ブドウのような自然な甘み④:シルクのように滑らかで繊細 エチオピア産ゲイシャ ①:野性味のあるフローラル感やスパイス感②:レモン、ライム、ベリー系の爽やかさ③:果実感と複雑な余韻④:軽やかで紅茶のような質感 コロンビア産ゲイシャ ①:ジャスミン、ラベンダーなど上品で控えめ②:白桃、アプリコットのような丸みのある酸味③:キャラメル、はちみつのような甘み④:滑らかでバランスが良い...
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コーヒー豆を美味しく長持ちさせる保管方法
こんにちは!Lilyです! みなさまは購入したコーヒー豆をどのように保管していますか?実は、コーヒーを美味しく楽しむためには、豆の保管方法もとても大切。環境を整えて豆たちを保存してあげることで、より長く、美味しい状態でコーヒーを楽しめます! 今回は「コーヒー豆を美味しく長持ちさせる保管方法」について、基本からちょっとした応用まで、解説していきます。ぜひ最後までお付き合いください! ✦ コーヒー豆の『鮮度』を保つこと コーヒー豆は、実はとても繊細で、「生鮮食品」に近い扱いが必要です!そのため、鮮度を保つことが、長く美味しく楽しむためにとても重要。 コーヒー豆は焙煎直後から、少しずつ美味しさが空気中に逃げ出していきます。さらに豆の表面や内部では「酸化」が進み、油分が劣化することで風味が損なわれて行ってしまうんですね… まず知っておきたいのは、コーヒー豆の鮮度を保つうえで注意が必要な「4つの敵」! それは 、酸素・光・高温・湿気。 ●酸素:豆は空気に触れると酸化し、風味も香りも少しずつ落ちていきます。●光:紫外線などの光でも劣化が進んでしまいます。●高温:温度が上がると酸化が加速。特に夏場のキッチンは要注意!●湿気:水分は豆の劣化を早めるだけでなく、カビの原因になることも… この4つをできるだけ避けることが、コーヒー豆を美味しく保つための第一歩。まずは、「密閉できる容器に入れ、直射日光を避け、涼しく乾燥した場所に置く」だけでもいつもより、長く美味しくコーヒーが楽しめます。 過去のSallyの記事でも詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください!『プロがおすすめ!コーヒー豆の保管方法』 ✦ コーヒー豆の保管場所 コーヒーラバーのみなさまも、コーヒー豆を保管する時に、常温・冷蔵・冷凍の結局どれが正解なの?と一度は悩んだことがあるはず… 注目ポイントは、コーヒー豆を購入してどのくらいの期間保管するのか。期間によって保存環境を変えるのがおすすめです! ●常温保存 もっとも一般的。直射日光を避け、涼しくて乾燥した場所で保管すれば、日常的に飲む分には十分です。1~2週間で飲み切る場合は常温でOK ●冷蔵保存 温度が低いため酸化は遅くなりますが、冷蔵庫内の匂いが移りやすい点には注意です…そのため、密閉容器が必須。飲む頻度が多く、頻繁に出し入れするなら常温保存のほうが扱いやすいかもしれません。温度差で結露が出るため、あまり推奨はできませんが、夏場など、高温多湿の環境で2週間を超える保存におすすめです。 ●冷凍保存 1ヵ月を超える長期保存の場合はこちら。ただし、急激な温度差で結露がつくと豆が劣化するので、飲む前に冷蔵庫でゆっくり解凍するのが安心。粉は劣化が早いため、豆のまま冷凍する方が長持ちします。こちらも温度差で結露が出るため、あまり推奨はできませんが、長期間保存が必要な場合は冷凍しましょう。 期間はあくまで目安ですが、その時の環境に合わせて、ぜひ保存方法を変えてみてください! 一番は、なるべく温度変化がない状態で、早めに飲み切ることですので、できれば、買う量は「1ヵ月以内に飲み切れる分」を目安にすると、常に美味しい状態でコーヒーが楽しめます! ✦ コーヒー豆の保管容器 次に豆の保管容器についてです!こちらもコーヒーを淹れている方は、一度は悩みますよね…! もちろん、購入した際に入っている袋や箱でも、未開封であり、袋にガス抜きバルブがついていれば、そのまま保管しても問題はありません。ですが、開封後はなるべく空気に触れないよう、密閉容器に入れるのがおすすめ。...
コーヒー豆を美味しく長持ちさせる保管方法
こんにちは!Lilyです! みなさまは購入したコーヒー豆をどのように保管していますか?実は、コーヒーを美味しく楽しむためには、豆の保管方法もとても大切。環...
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ブルーマウンテンはどうして高価なの?
こんにちは、ドミンゴと申します。 今回のお題、ブルーマウンテンはどうして高価なのか? ブルーマウンテンはコーヒーが詳しくない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか? そのまま和訳すると青い山? 由来はブルーマウンテン山脈の山々が青みがかった霧に包まれて青く見えることからその名がついたと言われています。 そしてコーヒーが育つブルーマウンテン地域は標高が高く、朝晩の温度差が大きいのが特徴です。 この地域の土壌は火山性であり、ミネラルが豊富なためコーヒー豆に独特な深い味わいとバランスの良い酸味を与えてくれています。 ブルーマウンテンコーヒーの歴史 18世紀初頭、ジャマイカがイギリスの植民地だった時代にアフリカから持ち込まれたコーヒーの苗木が始まりです。当初は低地栽培されていましたが、ブルーマウンテンの高地へと移されたことで品質が飛躍的に向上。 この地域特有の気候と土壌の条件が、ブルーマウンテンコーヒーをより進化させ、現在のような高い評価を得られるようになりました。 場所は中米カリブ海に浮かぶ島国、ジャマイカになります。ジャマイカで連想する物と言えば何でしょう? レゲエミュージック、ダンス、ウサイン・ボルト(100m世界記録保持者)、陽気、自然が多い・温暖などではないでしょうか? しかしコーヒーも有名でランクも高く、とても高価な物が多いです。なぜでしょうか? 「他の国と一緒で高いものもあるけど…ピンキリでしょ?」 確かに作物なのでそう言った事もありますが… その中でもブルーマウンテンはほとんどが高価で希少性が高く、『コーヒーの王様』とも言われます。 ※ぜひ合わせてお読みください ↓↓↓ アリのブログ記事『ハワイ・コナってどんなコーヒー?』 ジャマイカ政府が定める基準に基づき、主に豆のサイズや欠点豆の数によって等級が分けられます。 ●ブルーマウンテン No.1 ・最高級グレード ・豆の大きさが最も大きく、欠点豆がほとんどない ・風味のバランスが非常に良く、豊かな香りと上品な酸味が特徴 ・市場で最も高値で取引される ●ブルーマウンテン No.2 ・豆のサイズはやや小さめだが、風味はNo.1に近い ・若干欠点豆が含まれる可能性ある ・価格はNo.1よりやや安い ●ブルーマウンテン No.3 ・より小さめの豆で、欠点豆の許容数が多い ・一般的には家庭用やカジュアルなカフェ向け ・香り・味のバランスは落ちるが、ブルーマウンテンらしい風味は楽しめる また、標高約800m〜1200mで指定された山岳地帯での収穫のみ「ブルーマウンテン」として認定されます。 ブルーマウンテンの生産エリアは、狭いエリアに集中している為、自然災害や病害虫の被害などが発生した際のダメージは大きく、過去もハリケーンの被害(ハリケーン・ギルバート1988)などで壊滅的なダメージを受け、生産量が激減し、高騰を繰り返してきました。コーヒー栽培エリアは海岸部とそれほど離れているわけではない土地柄、コーヒー生産を行う1000m以上の山々までの道のりは急斜面となっており、土砂崩れなど天候に大きく左右されやすい過酷な土地でもあります。農機が入るのも困難なので収穫から豆の乾燥までほぼ全ての工程が手作業となります。 政府による厳格な認証、法整備、限られた生産エリアというだけでなく、気候条件上不安定な土地柄という事も、ブルーマウンテンに特別な風味と希少性を高めてきた要因です。...
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ベトナムコーヒー最前線<コーヒー生産世界2位> Part.2
ついつい色々語ってしまいがちなのです... 今回のテーマはカネフォラ種/ロブスタ種ですので話を戻して行きます! スペシャルティコーヒー業界にいると『ロブ』(ロブスタ種をよくこう呼びます)は品質が低い、美味しくない、苦い...ハイブリットの交配種も『ロブっぽい』などと表現されたりし...前述した様に、良い悪いではなく、ロブスタ種の染色体の数はアラビカ種の半分である事から味わいが『単調』、アラビカ種の様な華やかさや豊かな酸味感、クリーンさ(キレ)などに劣ってしまうのは宿命とも言える事なのです。 ロブスタ種の強みは何か? アラビカ種の生育に必要な環境に比べ標高が低い場所でも生育可能、最近のコーヒーに関わる病気に強く、一本の枝に付くチェリーの数も多く生産性が高い、etc...良い面ももちろん多いです。用途はインスタントコーヒー、缶コーヒー、イタリアンエスプレッソのブレンド豆、工業用製品のコーヒー味として利用され、世界のコーヒー生産の40%程度を占める。 今はアラビカ種が60%とメジャーな品種ではありますが、僕が’97にTully’sの一号店を日本にオープンさせ奔走していた頃(Sturbucksは’96に日本に上陸*後にシアトル系とかセカンドウェーブと呼ばれる様になりました)はアラビカ種=プレミアムコーヒー(別名『グルメコーヒー』)として特別感がありました。 当時はまだロブスタ種が60%以上を占めおりセカンドウェーブでアラビカ種とロブスタ種の栽培シェアは完全に逆転したと言っても過言ではありません... 何故、今『ロブスタ種』に注目しているか?? その要因は『地球の温暖化/2050年問題』なのです。 *写真はサビ病状態のコーヒー。 温暖化による影響が強い〜最近は耐病性の高いハイブリット品種改良により対応は進んでいますが...消滅は困難な状況です。 コーヒーの2050年問題とは、地球温暖化による気候変動が原因で特に高品質なアラビカ種コーヒーの栽培に適した土地が2050年までに半減するという予測に由来する問題です。 この問題は、コーヒーの品質低下、収穫量の減少、そして生産者の経営難を招き、結果としてコーヒーの価格高騰や供給不足につながる可能性があります。 恐ろしい予測が25年後...最近のコーヒー相場が高騰している要因は不作や天候不順に起因しています。コーヒー生産は温暖化の影響を受けて伸び悩む中、経済発展に伴い消費が増え、更に長引く戦争による原油高やコンテナ輸送費、人件費の高騰、海上航路の不安定さ(海賊問題)、日本の為替状況(円安)etc...着実に迫りつつあります。 アラビカ種の明るくない現実がある中、コーヒー業界も黙って時を待ってはいません! 病気に強く、気温上昇(環境の変化)に対応出来る、生産性が高く『味』も良いetc...積極的な品種改良や精製技術の向上、そして今回ベトナム産地を訪問した要因の一つ! 『ファイン・ロブスタ(CQI*80点以上)』と呼ばれるアラビカに対抗出来る『味わいの豊かなロブスタ種』の最新状況を舌で感じる為、旅立ちました... *CQI: Coffee Quality Instituteコーヒー品質協会SCAAの下部組織でコーヒーの品質向上と生産者の生活改善を目的としオークションなどを行う全世界規模で活動する非営利団体 ファイン・ロブ生産大国ベトナムの最前線〜 ベトナムでのコーヒー生産は世界のアラビカ60%/ロブスタ40%の比率とは大きく異なりアラビカ10%/ロブスタ90%のロブスタ種生産大国なのです。 *ブラジルは流石にアラビカ65%/ロブスタ35%、ロブスタ第2位の生産国です。 T R 1,T R...
ベトナムコーヒー最前線<コーヒー生産世界2位> Part.2
ついつい色々語ってしまいがちなのです... 今回のテーマはカネフォラ種/ロブスタ種ですので話を戻して行きます! スペシャルティコーヒー業界にいると『ロブ』...
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ベトナムコーヒー最前線<コーヒー生産世界2位> Part.1
コーヒー生産地と言えば...ブラジル!言わずと知れた世界のコーヒーの30%超を担う『コーヒー大国』。コーヒー産地は基本赤道の北緯25度、南緯25度の間のコーヒーベルトに位置氏、生産国数で言えば60カ国に及ぶ生産地帯なのです。 昔からブラジル サントスNo.2(*ブラジルではNo.2が最高等級...コナではエキストラファンシー、ファンシー、そしてNo.1が3番目なんです。本当のNo.1が付けられるのはブルマンだけ!)とか喫茶店では定番でした。サントスは港町でコーヒー産地ではありませんが、伝統ある日本の喫茶文化(ファーストウェーブ)ではサントス、モカ(イエメンの港)、キリマンジャロ(アフリカ最高峰の山:タンザニア)、マンデリン(スマトラ島のマンデリン族)では鉄板の銘柄で『呼び名』でした。 現在のサードウェーブでは『産地』が名称になっています。〜ブルマン(ブルーマウンテンエリア:ジャマイカ)、コナ(ハワイ島コナエリア:アメリカ)2銘柄は昔から『産地』で呼ばれていた事が伺えます〜 ブラジルは南米の大国で世界第5位の人口と世界第6位の国土を誇り、ポルトガルの植民地時代(1727年)にポルトガル海軍士官によってフランス領ギアナから持ち込まれたと言われています。そもそもコーヒーノキはエチオピアの自生植物でアラブの商人達によって世界に広がり、ブラジルの様にポルトガル人によって種や苗が持ち込まれて栽培が開始されたのです。 先に述べたポルトガル海軍士官がフランス領ギアナから持ち込んだ...つまりその時代はフランス領で既にコーヒー栽培は盛んに行われていた事が伺えます。 フランス領のベトナムのコーヒー栽培の歴史はブラジルより古い...17〜18世紀に宣教師達によって持ち込まれて栽培はされていました...公式情報ではブラジルより新しくフランス領(植民地化)時代1857年以降に大規模化(プランテーション)してアラビカ種の栽培を開始したと記録されています... 出典:VietBiz HP 但し、ロブスタ種の方が気候に適しているという見解と特にベトナム戦争後に政府主導の下1980年代のドイモイ政策により一気にロブスタ種の生産を拡大し、世界第2位の生産国(アラビカ10%ロブスタ90%)になりました。インスタントコーヒーの需要が飛躍的に延びたのはベトナム戦争と言われています。正にロブスタ種のコーヒーはインスタントコーヒーの原料として幅広く流通している重要な品種なのです〜訪問時はちょうどベトナム戦争終結50周年パレード開催中でした〜 ベトナムにロブスタ種を持ち込んだのはフランス人で1914年頃、その後研究を重ねベトナムの土壌、気候、標高の研究を経て中部の高原地帯パンメトートを栽培地として選び1922年には一気にコーヒー農園を広げて行きました。中央高原地帯のみならず南東部や中部地方にも進みベトナムコーヒーとしてのブランドと文化は世界でも有名になって行きました。 ベトナムのコーヒーの歴史について語って来ましたが...そもそもコーヒー品種とは?コーヒーの品種には大きく分けて3大品種と呼ばれるアラビカ種カネフォラ種(ロブスタ種)リベリカ種コーヒー関連の資格の試験があったら必ず出題される基本中の基本です。*一般人には全く関係ありませんが、皆さんは自然に口に触れているコーヒーもお米のタイ米(ロング系:インディカ米*世界の80%)と日本のお米(ジャポニカ米)と同じ様にコーヒーとしてそれぞれの品種をドリンクで口にしている可能性が高いのです... フラホワをはじめ通常コーヒー焙煎店では①アラビカ種のみを販売しており、スペシャルティコーヒーとはこのアラビカ種のTOP OF TOPを称しています。 それでは②ロブスタ種③リベリカ種はどこで飲める?飲んでるか?? ロブスタ種は皆さんが一番馴染みの深いコーヒー...そうです!インスタントコーヒーに主に使用されています。缶コーヒーや工業用のコーヒーフレーバー、コーヒー〇〇みたいなお菓子類に使用されているのできっと口にした事はある味わいです。 アラビカ種との大きな違いは『染色体の数』でロブスタ種は半分、カフェインは倍(そうは言ってもカフェイン含有率はアラビカ1%に対しロブスタ2%という程度)、香ばしく苦い(豆や麦感)だけでフルーティ感(酸味系)なく、ただ単に「コーヒー味」だと思って頂ければ分かりやすいと思います。豆の形も丸みを帯びて、センターカットと呼ばれる豆の割れ目が真っ直ぐ...アラビカ種はS字のカーブがあります...専門的言えば、更にロブスタ種もいくつかの品種に分かれているのです... せっかくなのでリベリカ種についても軽く触れておきます。先ずは希少性です。コーヒーと呼ばれる中で僅か1%に満たないのがリベリカ種です。生産自体がほぼされていない...西アフリカのリベリア高原発祥で高い木だと10〜15mにもなる大木、味は苦味が特徴ですが酸味もあり、カフェインは少なくアラビカの6割程度(0.6%)、アラビカ同様病気に弱く、高地でなくても栽培可能...今はフィリピンとマレーシアの一部の地域のみでの生産にとどまっています。 最近はインドネシアなどでS795というリベリカ種のハイブリットもメジャーになって来ている。そして第4の品種と言われているのがリベリカ種の派生種④エクセルサ種...世界では6%程度とかなり低い生産量ですが、リベリカ種より酸味に優れアラビカ種との差は大きくない...まだまだ最近その特性や品種が確認出来て来たばかりのため今後の注目度は高い...
ベトナムコーヒー最前線<コーヒー生産世界2位> Part.1
コーヒー生産地と言えば...ブラジル!言わずと知れた世界のコーヒーの30%超を担う『コーヒー大国』。コーヒー産地は基本赤道の北緯25度、南緯25度の間のコ...
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ラオスコーヒープロジェクト Laos Coffee Project Part.4 最終章
今回の訪問の目的はFWCFオリジナル精製!独自のFermentation(発酵&精製)の実現!滞在期間内の限られた時間の中でソンプーさんの農園、ウェット&ドライミルのキャパに適合した精製でなければ実現出来ない...チェリーの味わいも含めて収穫時期後半だった事もあり本当に充実した時間だったと思います。 天候に恵まれ、エンさんとソンプーさん、ご家族親戚の皆さんの献身的な協力により一つの精製方法『ブラックハニー』に行き着きました。是非、ダンサワーンの特徴を出したい!その為には通常のブラックハニーよりも多めのチェリーの皮(カスカラ)とミューシュレージの付着と36〜48時間小山盛に重ねた状態で発酵乾燥を実施し、次の過程で徐々に山盛りをほぐして行き、最終的は24日間掛けてフラットな状態で乾燥を重ね、通常の1.5倍の熟成かつ乾燥工程を経て仕上げられました。 産地の気候は変わり易く、雨季と乾季があると言われるコーヒー産地ですが、地域によっては様々で亜熱帯気候地域では乾季でも雨は降りますし、雨が降って乾燥して来たパーチメント(殻付きのコーヒー豆)が濡れたりするとカビの発生を招いたり、コーヒーの味わいに多大な影響を及ぼす原因になるので本当に神経を使うプロセスなのです。気を抜けない!相手はコントロールの効かない『天候』だからです... 結果、丁寧に仕上げてもらった今回のロットは『甘さ』に関してはかなり格別!長めに熟成させることによる期待していたフルーツ感は、ブラックハニーならではのブルーベリーやプラム感溢れる『芳醇な』味わいのコーヒーが出来上がりました!! FWCFらしいネーミングとして、NZゆかりのダブルショットのエスプレッソ=LONG BLACKと通常のブラックハニーよりも長めの熟成を重ねてLONG BLACK HONEYと名付けて販売開始しました〜 そもそもティピカという品種に興味を持ち、その歴史はエチオピアの原種がイエメンでティピカになり、その後インドネシアへ...最初に述べた様にラオスにそのティピカ種がフランス人によって持ち込まれて始まったコーヒー栽培は100年以上(Since1905 )今も続いている... 現地の人達:ソンプーさんはじめ皆んなが声を揃えてラオスの在来種はティピカ種!今は耐病性に強く生産性が高いカティモール種(ティモール&カツーラ:ハイブリット種)が耐病性の弱いティピカを抜き主力種となっている。そうは言っても彼らはティピカを絶やさないように頑張っています。 SUSTAINABLE コーヒー業界として重要なKEY WARDです。 農園を視察後、ソンプーさんの奥さんが家庭料理を用意してくれて伝統的なスティッキーライスを手で頬張る!ライスも2種類準備してくれるという素晴らしいおもてなしをして頂けました〜何と!ソンプーさんの家に『焙煎機』が...そして彼らからミッキー焙煎教えてよ〜のオファーが...僕のロースター魂はもちろん『Sure,Why Not?』...彼らは僕の焙煎に興味津々...これがスペシャルティコーヒー焙煎だ!と言わんばかりに彼らにとっては目から鱗の『浅煎り』を披露〜かなりの年代物...どうやらJICA絡みで手に入れた様な話をしていました...煙突もなく排気はそのまんま...プロパンガスを繋いでワイルドな屋外焙煎! GIESENとは勝手が違いましたが基本は一緒、浅煎りを仕上げて彼らはその焙煎度合いにもビックリ!焼き立てよりも明日に飲んだ方が美味い!のですが、我々には時間がなかったので持参したエアロプレスとソンプーさんが大切に使っている(かなり年季が入っている)V60の2種類で抽出〜そのフルーティな味わいに驚愕!これ、本当に俺のコーヒーなのか??って...奥さんも『美味い』って親指立ててくれました。でも好みはいつものビターな深煎りの方だったと後でこっそり聞きました(笑) そもそも浅煎りや中煎り、深煎りと言うよりも『こんな感じ』と言うサードウェーブ前の90年代のコーヒー感覚はまだラオスで根強いと思います。情報が足りないし少ないし、まだこれからのポテンシャルが溢れている国だと思います。当然、今まで語って来たコーヒーの精製についてもまだまだコンサバティブな状況です。10年前、いや5年くらい前のタイやインドネシアのコーヒーはこのラオスと同じ状況だった事でしょう... コーヒー業界は日進月歩です。 FWCFとしても常に『進化』を求めて走り続けています。 SUSTAINABLE & PROGRESSIVE『持続性と発展』 世界にはもっと美味しいコーヒーがあります。生産者なくして美味しいコーヒーは生まれて来ません! ラオスのコーヒー発展の為に汗を流して行きます。
ラオスコーヒープロジェクト Laos Coffee Project Part.4 最終章
今回の訪問の目的はFWCFオリジナル精製!独自のFermentation(発酵&精製)の実現!滞在期間内の限られた時間の中でソンプーさんの農園、ウェット&...
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ラオスコーヒープロジェクト Laos Coffee Project Part.3
パクセーの市内はホテル近くに大きなマーケット、そして東南アジアの商店、露天などこじんまりした街ですが、『ラオスコーヒー協会』の建物があるという事を考えるとやはりラオスのコーヒーを語る上では重要な街! 街並みはどこかフランス領だった時代を感じさせるコロニー風(昔、学生時代にアメリカ縦横断40日間の一人旅をした時に寄ったニューオリンズ辺りの街並みを思い出した)洋風と根っからのオリエンタルなクロスカルチャー感が心地良い... 街中から直ぐにボラベン高原へ向けての一本道(国道/幹線道路)をひたすら走る...そうは言っても約2時間強くらい…アクセスの良い産地で、道中エンさんの軽快で興味深いラオスあるある話を聞きながらだったのであっという間でした。 コーヒーの木が見えてきた... 標高も1,000mを超え〜いくつかの村を超え〜ボラベン高原は山ではなく高原ですので全体的に高地のエリア。今回のエンさんの親戚にあたるソンプーさんが新たなコーヒー生産組合を作りコーヒー農園を保有し、ウエットミルのある地域は現地でダン・サワーンと呼ばれるボラベンでも最も肥沃なエリア!通常は近隣のタイやベトナムなどへの販売を行っていたが、でら珈園さんとの出会いで日本への輸出が始まり、今回僕の訪問に繋がったのです〜 農園はソンプーさんの家族及び親戚(エンさんも含む)で営まれていて、到着した時も収穫中でした。農園ではTYPICAティピカ(現在FWCFで販売中)とCATIMORカティモールの2種類の栽培、基本メインはウォッシュドで、一部ハニー(通常:イエローハニー)精製も実施しています。TYPICAの収穫はほぼ終わり、これからCATIMORの本格収穫という時期でした。コーヒー品種の中でエチオピア原種(FWCFのバンティネンカ)はHerloomエアルームと呼ばれ、アラブの商人達がコーヒー苗を交易により広めて行った事で変異した品種がTYPICAなので各地に根付いた今の姿に凄く興味があり、最近この品種を追い求めています... CATIMORカティモールとの大きな違いは枝の付き方で枝間の長さと枝の角度とでも言った方が良いのでしょうか〜Yの枝角度が鋭角とか、実の付き具合(収量ではCATIMORの方が数段上です)など色々なポイントがあり、最大の特徴は『新芽がブロンズ色』...その木の状態を隅々まで見させて頂き、同時に色々な解説もしてもらいました。 シェードツリーもバナナやアボカド、パパイアなど...こちらの標高は1,080m程度、但しメインの農園は1,200m〜1,300mで広大なForestフォレスト農園!今日は精製をこちらで実施してくれるので時間がない為...明日の楽しみにキープ!! TYPICAとCATIMORを満喫した後、精製〜既に収穫してもらっていたチェリーをパルパーでウォッシュド処理へ...と、ここで問題発生。実はパルパー(皮剥き)するには水が必要なのですが、水の汲み上げホースが故障...さすが、ソンプーファミリー!!その場にあったホースを繋ぎ合わせて臨時で水道から繋ぐ事に成功...無事、パルパーが稼働し、用意していたチェリーの精製開始〜パルパー後の選別具合やチェリーの皮(カスカラ)の取れ具合をチェック... 今回、訪問の目的はラオス産のコーヒー豆でFWCF独自の精製を出来ないだろうか〜その為に短時間ではありますが、ソンプーさんとはエンさんを通じて色々な話をしなければならないし、生産者として今までの経験と実績、もちろんプライド、更にラオスのコーヒー業界事情...色々な話をしていく中で練って来たプランがありましたので、彼らのウェットミルの状況などを鑑みて一つの方法に行き着いた! 現在メインではウォッシュドですが、ハニーも手掛けている...もっと味わいに特徴を持ったハニー精製が出来ないか?? その夜色々な可能性を思い巡らしながら、2日目〜今日はメインの農園への訪問だ!!トラクターでないとその農園には行けない...広大で道が悪く途中川を渡るなど..ソンプーさんの愛犬が真っ先の乗り込み自分の特等席を確保し、その後皆なで乗り込んで出発〜 森の中に入っていくとそこは素晴らしい景色が広がっていました〜ウェットミルのある昨日の農園も素晴らしいのですが、今日は一面がコーヒーの森!! ここは良いね〜 ソンプーさんは基本Cool、エンさんはTalkative、僕もハイテンションで喋りかけるとソンプーさんもちょっと自慢げにニヤッとし、TYPICA!〜って叫び、皆なテンション高め!!品種の見極めのQuizクイズ状態〜 トラクターはどんどん奥に進み、途中他の生産者の農園もある為、皆な収穫に励んでいたので笑顔を交わし合いながら、どんどん悪路を進んで行きました〜 ソンプーさんの農園は奥の方でかなりのフォレストファーム!茂っている森のエリアにはTYPICAが密集しており、反対側の比較的フラットに整頓されているエリアにCATIMORの様に配置されている。前の農園はTYPICAとCATIMORが混栽しているので見分け必須〜勉強になりました〜こちらはエリアで分かれているので、やはりこちらがメイン農園だと言えます。 ソンプーさんのコーヒーでTYPICAは甘さとオレンジ感が特徴!CATIMORの方がフレーバーは強く、カシスやクランベリーの様で酸味もシャープな印象(2023ロット)があった...Pickした完熟チェリーのTYPICAはもちろん、CATIMORも甘い!!やはりこの環境に寄与する『テロワール』なんでしょうね〜
ラオスコーヒープロジェクト Laos Coffee Project Part.3
パクセーの市内はホテル近くに大きなマーケット、そして東南アジアの商店、露天などこじんまりした街ですが、『ラオスコーヒー協会』の建物があるという事を考えると...






