フラホワBlog

お家で手軽なドリップコーヒーのコツ
こんにちは、フラホワのアリです。 家で美味しいドリップコーヒーを飲みたい お気に入りのコーヒー屋さんで豆を買って、近所のパン屋さんでパンを買って、休日の朝に優雅なモーニング。 淹れたてのコーヒーと温めたパンのいい香り。モチベーションは最高潮です。 そして、コーヒーをひとくち、『味薄っ…』そんな経験した人はいるかと。 話は少し変わりますが、『美味しいハンバーグを作りたい』そう思ったら何をしますか? まずは食べてもらう相手を思い浮かべて、家族の為、彼氏彼女の為、もちろん、自分の為。 思い浮かべた後は、タサン志麻さんの料理本、伝説の家政婦、沸騰ワード10レシピを見たり、YouTubeで料理研究家リュウジのバスレシピを検索したり、クックパッドでレシピを調べたり。 その時に気をつけて見るのは、⚫︎食材の分量⚫︎水の分量⚫︎焼く、煮る時間 このあたりですよね。分量と時間も計り、レシピ通りに作ると美味しいハンバーグができると思います。 では、『美味しいカレーを作りたい』 そう思ったら何をしますか? 市販のカレールーを使う場合、 料理本やYouTube、ネットでレシピを検索なんかしませんよね。 ましてや、カレールーの箱裏面のレシピすらまともに見てないという人がほとんどかと。その結果、シャバシャバで味の薄いカレー、時にはドロドロで味の濃いカレー、時には、絶品のカレーなどなど。 出来上がりがブレるという経験をした人は多いと思います。美味しいハンバーグにするか、シャバシャバのカレーにするか。その違いは【分量と時間を計る】こと。 これは、コーヒーも全く一緒です! 時には、味が薄い、時には味が濃くてエグい、時には、絶品のコーヒーなどなど。出来上がりがブレるという経験をコーヒーでもした人は多いと思います。 美味しいコーヒーにするか、薄味のコーヒーにするか。その違いは【分量と時間を計る】こと 。 美味しいドリップコーヒーを淹れるコツは、⚫︎食材の分量 → コーヒー豆(粉)の分量⚫︎水の分量 → 注ぐお湯の分量⚫︎焼く、煮る時間 → 抽出する時間 この3点。 今回はビギナーでも簡単にコーヒーを淹れられるクレバードリッパーを使います。 クレバードリッパーの1番のメリットは、⚫︎コーヒー豆(粉)の分量⚫︎注ぐお湯の分量⚫︎抽出する時間...

”浅煎り”コーヒーって、何?~入門編~
KiaOra!はじめまして。Wiremu(ウィレム)です。 フラホワflagship(←泉店から名前が変わりました!)でバリスタをしています。フラホワブログを見つけて読んでくださっている皆さんは、根っからのコーヒー好きだったり、これからコーヒー始めてみようかな?と思っていたり。 推しがコーヒー好きで…。なんてキッカケの方もいるかと思います。 (私がコーヒーを初めて飲んだのは小学生のころでした。友達のお兄さんが缶コーヒーを飲む姿がカッコよかったからです。真似して買ったけど苦くて飲みきれなかったのは、今となってはいい思い出です。笑) いきなり脱線しかけましたが…今回はコーヒーの話は勿論、なかでも”浅煎り”のコーヒーとは何か?をお話ししてみようと思います。 ”アサイリ”のコーヒー ひとことで言うなら、”浅く焼いたコーヒー(豆)” コーヒー豆は『コーヒーノキ』という植物の”種子”なので、生の状態では到底飲める状態ではありません。加減の違いはあれど、全て”焙煎”という作業で焼き上げることで初めて、淹れて飲むことができるようになります。 そして、この焼き加減のことを”焙煎度”といいます。(○○ロースト、ってどこかで聞いたことありませんか?) そう!お気づきの方もいるかと思いますが、焙煎度が低い(浅い)コーヒー豆を”浅煎り”、高い(深い)ことを”深煎り”と呼ぶのです! ※ちなみに一般的な焙煎度は…浅い(低い)順からライトロースト<極浅煎り>シナモンロースト<浅煎り>ミディアムロースト<中浅煎り>ハイロースト<中煎り>シティロースト<中深煎り又は深煎り>フルシティロースト<深煎り>フレンチロースト<深煎り>イタリアンロースト<極深煎り> の8段階になります。フラホワのコーヒー豆は、 ミディアムロースト<浅中煎り>*フルーティ ミディアムハイロースト<中煎り>*マイルド(フルーティ) ハイロースト<中深煎り>*マイルド(ビター) シティロースト<深煎り>*ビター フルシティロースト<深煎り>*ビター フレンチロースト<深煎り>*ビター の6段階です。 つまり”○○ロースト”という表記がされていればどこのコーヒー屋さんでもほぼ同じ煎り加減ですが、”浅煎り・中煎り・深煎り”のような表現はお店によって異なる場合があるので注意です! フラホワではまず <浅煎り>フルーティ<中深煎り>マイルド<深煎り>ビター に分けて表記しています。細かくすると8段階もあるわけですが、初めて豆を選ぼうとしたときにそんなに区分されていたら迷っちゃいますよね…。なので、ざっくり!まずは3段階から選んで、その中からより好みに近い豆を探すほうが良いと思います。 浅煎りの何がいいの? 浅煎りとは何なのか、なんとなく分かっていただけたでしょうか?さて、そこで新たな疑問が浮かびます。 「で、浅煎りの何がいいの?」 コーヒーって,苦いだけだと思っていませんか?じつはこの”浅煎り”、苦くないんです。 苦いコーヒーは、深い焙煎によって”あえて苦く”しています。逆に浅煎りは、苦くなる前に焙煎を終えています。...
”浅煎り”コーヒーって、何?~入門編~
KiaOra!はじめまして。Wiremu(ウィレム)です。 フラホワflagship(←泉店から名前が変わりました!)でバリスタをしています。フラホワブロ...

コーヒーを買うなら、豆と粉どっちが良い?
こんにちは、フラホワのCharlie(チャーリー)です! 僕は普段、フラホワ三春店でコーヒー豆を焙煎(生のコーヒー豆を焼くこと)しています。今回は、コーヒーを「豆」で買うか「粉」で買うか、どう決めたら良いのかをお話ししていきます。 「なにを買おうかな」を「どこで買おうかなに」 スーパー、雑貨屋、カフェ、ロースター、今ではいろんなところでコーヒー豆や粉を買うことができますね。 みなさんはコーヒーを買おうと思ったら、まずどこを思い浮かべますか? 僕のおすすめは、「豆」で売っているお店。理由は「鮮度」 皆さんがよく目にする茶色のコーヒー豆は、生豆(なままめ)と呼ばれる黄緑色の生の豆を、焙煎機(ばいせんき)という専用のマシンで火を通し、飲めるようなった状態。一度焙煎されたコーヒー豆は酸化しやすく、香りや味も変化しやすいので、焙煎されてあまり日数の経っていないコーヒー豆を扱っているお店がおすすめです。 例えば自分たちで焙煎機を持っていて、自社で焙煎しているお店(フラホワもそのひとつ)など。 こういったお店では「粉」の場合でも、豆をその場で粉にしてくれることがほとんどなので、お店で確認してみましょう。 フラホワでもすぐに豆から粉にできるので、お気軽に声をおかけください♪ 豆のままで大丈夫ですか?粉にお挽きしますか? このフレーズ、”少しでもコーヒーを美味しく飲んでもらいたい”という私たちコーヒー屋にとって、1番大切な確認かもしれません。ご自宅にミルやグラインダーをお持ちの方は、お家で挽く(粉にする)のが多少面倒でも、是非「豆で!」とおっしゃって頂けたら嬉しいです! “最後は粉にするのに、どうしてわざわざ「豆」の状態で販売しているの?” それにはコーヒーの美味しさに関係する理由があります! 目に見えない敵「空気」 それは、豆を挽いて粉にすると風味が劣化しやすくなるから。 豆に比べて「粉」は表面積(空気に触れる部分)が大きいので、空気中の酸素や水分によって酸化しやすく、香りも飛びやすい状態。 豆と粉とでは「豆」の方が美味しさをキープしやすいので、お店では豆で置いています。ちなみに、フラホワのお店で「粉」をご希望のお客様には、少しでも美味しいコーヒーを飲んでいただきたいので、お客様の手に渡る直前に粉に挽いてお渡ししています! お家で豆や粉を保存する時は、できるだけ空気に触れないようにしっかり密閉して保存してくださいね♪ コーヒーの香り 最高のコーヒーブレイクに欠かせない、大切な要素の1つ「香り」。豆をミルやグラインダーで粉にした時に、いい香りがふわ〜っ!と広がるあの瞬間、癒しですよね〜 でもこの瞬間から、大切な香り達が自由の世界(という名の空気)へ猛烈に旅立っていくことを忘れないでください(泣)粉にした後の、本当に美味しく飲める期間ってめちゃめちゃ短いのです(汗) できることなら、粉にしたその先にお湯を置いておきたいくらい(笑)というのは大袈裟ですが、そのくらい香りまで楽しんでいただきたいということです。 香りを余すことなく楽しむなら、「豆」で買って、淹れる直前にミルやグラインダーで粉にするのがおすすめです! 「粉」はできるだけ飲み切れる量で...
コーヒーを買うなら、豆と粉どっちが良い?
こんにちは、フラホワのCharlie(チャーリー)です! 僕は普段、フラホワ三春店でコーヒー豆を焙煎(生のコーヒー豆を焼くこと)しています。今回は、コーヒ...

フラットホワイトってどんなコーヒー?
こんにちは、フラホワのNikau(ニカウ)です!このフラホワBlogでは、コーヒーに関する素朴な疑問、今さら聞けない初歩的なことなどを、普段から店頭でコーヒーを作っている私たちが綴るブログです。(ちなみに私ニカウは、バリスタではなく変態級にコーヒーが好きな裏方メンバーです。) 今回は当店の店名にも含まれている、フラットホワイトについて、できるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。いつも飲んでいる方も、まだ飲んだことがない方も、フラットホワイトについて知っていただけると嬉しいです。 フラットホワイト 平らな白?笑あまり聞きなれない言葉ですよね。実は、オーストラリアやニュージーランドではめちゃくちゃ人気のある、エスプレッソベースのドリンクの名前なのです。(※エスプレッソとは、コーヒー豆に高い圧力をかけて急速にコーヒーエキスを抽出した液体です。とろみのある濃厚なコーヒーエキスなので、一般的にはミルクを混ぜて飲むことがほとんど。通な方はそのまま飲む人もいらっしゃいますが、ウイスキーをストレートで飲むような強い刺激を感じます。厳密には、その抽出の仕方自体をエスプレッソと言います。) エスプレッソ 現地のカフェに行くと、フラットホワイトを注文する声を聞かない日はないくらい。 正確には、「FLAT WHITE」と真ん中にスペースが入りますが、当店の店名では、FLATWHITEと1つの単語として表現しています。 さて、フラットホワイトと聞いて、どんな飲み物をイメージするでしょう?簡単に言うと、小さいサイズのラテです。 ただ、ミルクが全然違います。 ミルクの種類が違うのではなく、状態が違います。 手前から、フラットホワイト、カプチーノ、ラテ。 ニュージーランドでは、バリスタ(コーヒーを作る人)の技術によってフラットホワイト、カプチーノ、ラテによって、ミルクが作り分けされています。 まず、この3つのドリンクの違いをお伝えします。ここから登場する、「スチームミルク」は温めた牛乳。 「フロッフミルク」は泡状になった牛乳と思ってください。いずれも、エスプレッソの量は同じです。 ラテ ラテは、ミルクがたっぷりのドリンク。 ざっくりですが、エスプレッソ2(約30cc)、スチームミルク7.5、フロッフミルク0.5。出来上がりは10オンス(300cc)とてもミルキーで、エスプレッソ系ドリンクが初めてでも飲みやすいドリンクと言えます。 カプチーノ カプチーノはミルクの泡がたくさん乗ったドリンク。 エスプレッソ2(約30cc)、スチームミルク4、フロッフミルク4。出来上がりは8オンス(240cc)見た目の割に、エスプレッソのビター感を感じるドリンクです。 フラットホワイト フラットホワイトは、ラテよりもキメの細かい泡をスチーマーで丹念に作り上げ、それをエスプレッソに絡めて仕上げたドリンク。これはもはやクリームじゃないか!と思えるくらい、クリーミーに仕上げたフロッフミルクを使って仕上げます。 割合は概算ですが、エスプレッソ2(約30cc)、スチームミルク6、フロッフミルク2。出来上がりは6オンス(180cc) フラットホワイトが生まれた理由...