
浅煎りコーヒーの美味しい淹れ方は?
KiaOra!
お久しぶりです。Wiremu(ウィレム)です。
前回の『浅煎り入門編』はもう見て頂けましたましたか?
まだの方はぜひこちら↓
”浅煎り”コーヒーって、何?~入門編~ – FLATWHITE COFFEE FACTORY
さて前回は”浅煎りとは何ぞや”をお伝えしましたので、今回は”浅煎りコーヒーの淹れ方”編です!
お店で飲んだコーヒーがフルーティで美味しかったから、同じ豆を買って家で淹れてみた!
でも何か違う…。薄かったり、ちょっと雑味がでちゃったり…。なんてことありますよね。
そんなあなたに、お家で浅煎りコーヒーを淹れる際のコツをお伝えします!
フラホワ流のレシピを踏まえた紹介ですが、ポイントさえ押さえればどんな淹れ方にも応用できるかと思います。
ぜひ普段のレシピと飲み比べてみてくださいね。
はじめに押さえたいポイント
はやる気持ちを抑えつつ…。
まずは浅煎りに限らず、コーヒーを淹れる際に「ここだけは押さえたい!」4つのポイントです。
“量(グラム)・温度・時間をはかる”
①豆の量
②お湯の量
③湯温
④抽出時間
この4つを押さえると、安定して美味しいコーヒーが淹れられるようになります!
この間淹れたコーヒー美味しかったから、また飲みたいな…。
すきなお店のレシピを教えてもらったから、家でも淹れてみよう!
そんな時に味の”再現”ができる。
ちょっとひと手間だけど…。もっと美味しいコーヒーの為なら。
特に湯温、毎回測るのはものすごく手間ですよね。
最初だけは!測りましょう。
僕はいつも電気ケトルで沸騰させた後、細口のケトルに移します。
移してから1分半、放置すると適温(90℃)でした!
これさえ覚えておけば、毎回温度計を使う手間が省けますよ。
フラホワ流 浅煎りコーヒーの淹れ方
さて、お待たせしました。
あくまで一例ですが、フラホワ流レシピをご紹介です。
今回は『HARIO V60ドリッパー』を使用します。
フラホワBlogではこれまで『ドリップバッグ』と『クレバードリッパー』の淹れ方を紹介していましたので、こちらもぜひご覧くださいね。
ドリップバッグで美味しいコーヒーを淹れる方法|FLATWHITE COFFEE FACTORY
お家で手軽なドリップコーヒーのコツ – FLATWHITE COFFEE FACTORY
▷準備するもの
‣浅煎りの豆 12g:中挽き
‣スプーン
‣ケトル(細口の方が注ぎやすい)
‣お湯(おすすめは90℃)
‣はかり
‣タイマー(スマホでもOK)
‣お気に入りのカップ
▶あると便利なもの
‣コーヒーサーバー
…2人分以上淹れる方は持っておくと便利。
‣コーヒースケール
…タイマー付きのはかり。一台二役の便利さは勿論、デザイン性が高いものが多いです!今回はドリッパーと同じくHARIOのスケールを使用します。
フラホワレシピ
①はかりにサーバー(又はカップ)、ドリッパー、ペーパーフィルターをセットし、セットしたペーパーフィルターに50g程度のお湯を注ぎ(リンス)ます。
*フィルターをお湯で濡らす=同時にサーバー(又はカップ)を温め効果にも繋がります。
②サーバー(又はカップ)のお湯を切ってから、改めてはかりにサーバー(またはカップ)、ドリッパー、ペーパーフィルター、コーヒー豆12gをセット。はかりを0gに設定。
③ 0’00~
お湯を50g注ぎ、タイマースタート。30秒蒸らす。
*蒸らす(粉とお湯が馴染む時間をとる)ことで、フレーバー豊かなコーヒーになります!
▶ワンポイント
蒸らす間にスプーンで円を描くように混ぜてあげる(撹拌する)と、粉と湯がよく馴染みます。3~6回ほどの間で調節してみてください!
④ 0’30~ 30秒経過したら、さらに50g注ぐ。(合計100g)
⑤ 1’00~ 1分経過したら、さらに100g注ぐ。(合計200g)
⑥ ~2’00 ドリッパー内のお湯がすべて落ちきったら完成。
いかがですか?
時間は30秒ごと、量は50gごとなので、非常にわかりやすいレシピになっているかと思います!
浅煎りコーヒー抽出のコツ ~味の調節~
フラホワ流レシピを試した方はもうワンステップ、好みの味(濃度感)に近づけてみましょう!
浅煎りのコーヒーはフルーティさが特徴。
フルーティ、つまり”甘味”と”酸味”を調節してあげる事になります。
お家で淹れたら、なんだか酸っぱい味になってしまった。
もしかしたらそれは、お店のコーヒーより濃く抽出してしまっているかもしれません。
ラーメンの味の濃さに好みがあるように(ちなみに僕は断然カラメ派です!)
コーヒーの”濃度”にも好みがあると思います。
濃度=甘味と酸味の強さ を調節しましょう!
調節といっても、お湯の温度・挽き目(粉の細かさ)・注ぐスピード…等々、ものすごく複雑な要素が絡みあっている訳ですが…。
まず、濃度を調節する場合は”お湯の量”と”撹拌の回数”を変えてみましょう。
例えば
「コーヒーが濃かった ≒酸味が強かった すっぱい」
⇒お湯の量を増やす or 撹拌の回数を減らす(撹拌しない も勿論アリです)
「コーヒーのフレーバーが弱く感じる ≒甘味・酸味が弱い」
⇒お湯の量を減らす or 撹拌の回数を増やす 特に、湯量の調節は濃度に大きく影響しますので、試しやすいかと思います。
慣れてきたらぜひオリジナルレシピを作ってみてくださいね!