ドリップバッグで美味しいコーヒーを淹れる方法

ドリップバッグで美味しいコーヒーを淹れる方法

こんにちはCharlie(チャーリー)です!
忙しい朝、ちょっとした休憩の時間、おいしいコーヒーがあると心がほっと安らぎますよね。

そんな時に便利なドリップバッグいざ淹れてみると「味が薄い」「なんだかイマイチ」なことはありませんか? 
もう失敗したくない、そんなあなたにドリップバッグで美味しいコーヒーを淹れるためのポイントをご紹介します!

ドリップバッグを美味しく淹れる

準備するもの

  • フラホワドリップバッグ
  • 細口のケトル
  • お湯
  • カップ
  • はかり
  • タイマー

もし、細口のケトルがない場合は紙コップの飲み口に折り目をつけたものでも代用できます! 

 

ポイントその① お湯の温度 

コーヒーを美味しく淹れるためには、お湯の温度がとても大切。
理想の温度帯は90〜96℃です。
沸騰したお湯をそのまま注いでしまうと、苦味や雑みが強く出てしまうことがあるので少し冷ましてから注ぐようにしましょう。
温度計で正確に測ってももちろんOKですし、沸騰したケトルをそのまま放置するだけでもOKです。 

100~97℃:沸騰直後 嫌な苦味や雑味が抽出されている感じで、冷めるとトゲトゲしい味わいに

96〜90℃:沸騰後1~3分 バランスが良くてちょうどいい!

90〜85℃:沸騰後3~5分 口当たりが優しくて甘さを感じやすい

85℃以下:沸騰後5分以上 優しいを通り越して、ちょっと物足りないかも?
※お部屋の環境で変わります。

放置する以外にも、沸かしたお湯をマグカップに入れて、またケトルに戻すと一気に95℃くらいまで下がります。
マグカップも温まって、作ったコーヒーが冷めにくくなるのでこのやり方もいいですね☕️
お湯を移し替える時はやけどに注意してくださいね。

ドリップバッグ

 

ポイントその② 

お湯を注ぐ量とタイミング

ドリップバッグでコーヒーを淹れる場合、出来上がりの濃さは注ぐお湯の量が大きく影響します。
少しくらい多めに注いでも、、と注ぎすぎると薄くて物足りない味わいになってしまうので、まずは適量で試してみましょう!
一般的に理想とされている粉とお湯の割合は1:15~16、フラホワのドリップバッグは12gの粉が入っているので、注ぐお湯の量は180ml〜200mlくらいが目安です。
1杯分のお湯は、注ぐ量+100ml以上は沸かしましょう。お湯は必要な量ぴったりよりも、少し多めで準備したほうがドリップする時に注ぎやすいですよ。

1投目の注ぎ(約40ml)   

最初に少量のお湯を注いでコーヒー粉全体を湿らせ、約20秒そのまま待ちましょう。これがよく聞くコーヒーの”蒸らし”というものです。   
この時間がコーヒーの香りや味を引き出す大切なステップになります。   

2投目以降の注ぎ 

蒸らしが終わったら、残りのお湯を注ぎます。ここで大切なのはお湯を一度に注ぎすぎないこと。コーヒーの粉に浸透させるイメージで一定のスピードでお湯を注ぎましょう。   
※3投目以降を注ぎ始めるタイミングは、コーヒー粉の層がバッグの半分以下になったくらい。     
2投目:50ml(合計90ml)   
3投目:50ml(合計140ml)   
4投目:40ml(合計180ml)   

途中でバッグがコーヒーに浸りますが問題ありません。
浸ることで味わいが均等に引き出されてより深みが生まれます。もし、味わいにすっきり感や透明感を持たせたい時は、使用するカップを大きめのカップやサーバーなどに代えてバッグが浸らないようにしてみてください。

最後はフックの部分を持ってトートバッグのように持ち上げて、あまりポタポタしなくなったら完成! 
フィルターがコーヒーに浸かっていない場合は、そのまま落ち切るまで待ってもOKです。

あまり時間をかけすぎると苦味や雑味が強く出てしまう場合があるので、トータル3分(1投目から完成まで)を目安にドリップしましょう。

 

自分好みにアレンジしてみよう!

ドリップバッグでお湯を注ぐ量とタイミングを変えて、自分の好きな味わいを見つけてみましょう。   

●しっかり濃いめ
1投目:40ml(蒸らし:20秒
2投目:40ml(合計80ml)
3投目:40ml(合計120ml
4投目:30ml(合計150ml
5投目:30ml(合計180ml

すっきり軽め
1投目:50ml(蒸らし:20秒)
2投目:80ml(合計130ml)
3投目:70ml(合計200ml)

深煎りのコーヒーはしっかり濃いめに淹れることで、さらにコクのある味わいに、浅煎りのコーヒーはすっきり軽めに淹れることでよりフルーティーな味わいが楽しめますよ☕️

 

ドリップバッグでアイスコーヒーを作る

暑い季節は冷たいアイスコーヒーが飲みたいですよね。もし手元にドリップバッグがあれば、アイスコーヒーも作れますよ! 

ドリップバッグでアイスコーヒー

準備するもの

  • フラホワドリップバッグ
  • お湯
  • グラス、またはサーバー ※ドリップバッグが浸らないくらいの高さのあるもの
  • はかり
  • タイマー

氷を100gくらい。
グラスかサーバーにいれていつも通りドリップバッグをセットするだけ。
注ぎ方は基本的にホットの時と同じですが、しっかり濃く抽出するために1回に注ぐ量を少なくしましょう。

アイスコーヒー(ドリップバッグ)の時のお湯の注ぎ方 

1投目:40ml(蒸らし:20秒待つ)  
2投目:20ml(合計60ml)  
3投目:20ml(合計80ml)  
4投目:20ml(合計100ml)

最後に出来上がったコーヒーにお好みで氷を足して完成です!

 

ドリップバッグの種類について

手軽に美味しいコーヒーが淹れられる便利なドリップバッグ。実は大きく分けて3つのタイプがあるんです。

1.浸漬(しんし)タイプ(写真左) 

特徴:コーヒー粉をお湯に浸して抽出。コーヒー粉全体にしっかり浸透するため、深みやコクのある味わい。(浸漬は、"しんせき"と読むこともあります)

2.透過(とうか)+浸漬(しんし)タイプ(写真中央)

フラホワドリップバッグはこのタイプです。
特徴:最初はお湯がコーヒー粉の層を通って落ち、後半はコーヒー粉がコーヒーに浸って抽出。口当たりはすっきりでまろやかなコクのある味わい。
今回ご紹介したフラホワのドリップバッグは、どちらかというと透過(とうか)に近い味わいですが、粉がコーヒーに浸る時間を長くすれば、浸漬のようなまろやかさも出せるオールラウンドなタイプです。
ちなみに透過(とうか)タイプのドリップバッグも基本的には3と同じ淹れ方でOKです。

3.透過(とうか)タイプ(写真右)

特徴:お湯がコーヒー粉の層を通って落ちる。お湯とコーヒーが接する時間が短いため、すっきりとした軽やかな味わい。

 

浸漬(しんし)タイプのドリップバッグの淹れ方

手元にあるドリップバッグがティーバッグのようなお湯につけるタイプのものなら、それは浸漬タイプのドリップバッグです。
淹れ方は普通のティーバッグと同じようにお湯に浸すだけですが、より美味しく飲むためのポイントを簡単にご紹介

  1. コーヒーバッグをカップに入れて、バッグにお湯を当てながら注ぐ(注ぐ量は180ml〜200mlくらい)
  2. 20秒ほど蒸らして、お好みの濃さになるまでをカップの中でバッグを上下させます。
  3. ちょうど良い濃さになったらバッグを取り出して完成です。 

 

すべては、美味しいコーヒーのために

ドリップバッグを使えば、誰でも簡単に美味しいコーヒーを淹れることができます。
お湯の温度、注ぐ量、タイミングを少し工夫するだけでいろんな味わいが楽しめます!
ぜひ自分だけの「お気に入りの一杯」を見つけて、忙しい朝や、ひと休みしたい午後に、美味しいコーヒーで素敵なひとときをお過ごしください。
きっと毎日のコーヒーブレイクがもっと楽しみになるはずです!

それでは、また次回の投稿でお会いしましょう!
チャーリーでした。

 

記事の一覧を見る