バリスタが教えるハンドドリップの基本
グッデイ!フラホワのCharlieです🖐️
僕は普段、FLATWHITE COFFEE FACTORY roasting works(フラホワ三春店)でコーヒー豆を焙煎しています。
フラホワブログでは、みなさんのコーヒーライフに役立ちそうな情報を発信していきます。
みなさん、どうせ飲むなら美味しいコーヒーを飲みたいですよね!?
ということで今回のテーマは 「ハンドドリップの基本」です。
これからハンドドリップを始めるぞ!という方や、家で淹れたコーヒーの「味が安定しない」「調整の仕方が分からない」そんな方に向けて、ドリップの基本ポイントをご紹介します。
職人技的なテクニックはできるだけ省いて、誰でも簡単に家で再現できるようにお伝えできればと思いますので、是非、参考にしてみてください。
それでは、参りましょう!
今回お伝えすること
- 用意するもの
- 基本のレシピ
- 味の調整
用意するもの

いつでも美味しいコーヒーを淹れるためには、計測することがとても重要です。
特に使用するコーヒー豆(粉)とお湯の量は出来上がりの美味しさに直結してきますので、デジタルスケール(電子はかり)は必ず使用しましょう。
★コーヒー粉(淹れる直前に挽けたらベスト!)
★お湯(90℃〜98℃ くらいのものを使用します)
★デジタルスケール(粉やお湯の重さを測ります)
★ドリッパー&フィルター(お気に入りものでOK)
・サーバー(サーバーがなければマグカップでもOK)
・ケトル(やかんでもなんとかなりますが、ドリップ用ケトルがあるととても便利)
・スマホ or タイマー(淹れている時間を測ります)
★→必須アイテムです!

※今回こちらのブログで使用するドリッパーは HARIO V60。
お湯の抜けやすさが特徴で、初心者から上級者まで幅広くおすすめできるドリッパーです。
基本のレシピ
コーヒー粉の16倍のお湯を、2分くらいかけて注いで、3分くらいで終わる
これを守れば、だいたい美味しくなります。
・1杯分 粉15g に お湯240g を2分かけて注ぎ、2分30秒で落とし切る。
または
・たまたま計量した粉が18gとかだったら、その16倍の288g(≒ 290g)を2分30秒かけて注ぎ、3分で終わる。とかでも美味しくできます。

ここで大事なのが、お湯を一気に全部注がないこと。
なぜかというと、コーヒー粉から美味しい成分が出てくるまでに時間が必要だから。
例えば、紅茶のティーバッグもお湯に入れてすぐは、香りが弱くて、2,3分入れておくと香りが強くなってくるのと同じ感じ。
ただ、ドリップコーヒーの場合、注いだお湯は粉の層を通って下に抜け、全て抜け落ちたあとはそれ以上濃くも薄くもなりません。
コーヒーの粉の層を通過している時間だけが、お湯をコーヒーに変えることができます。
そして、より美味しくコーヒーにすることができるゴールデンタイムが、注ぎ始めてから1〜3分なのです。

〈基本のレシピ〉
・コーヒー粉 15g (中細挽き:ペーパーフィルター用)
・お湯 240g(90℃〜98℃ くらいのもの)
時間になったら「注ぐ量」の分だけお湯を注いでください。
注ぎかたは、深煎りなら粉の中心からそっと優しく、浅煎りなら粉全体に、でも良いですが、
淹れてみて好きな味の方や、注ぎやすい方でOKです!
| 時間 | 注ぐ量 | 注いだ合計の量 |
| 0:00 | 40g | 40g |
| 0:40 | 60g | 100g |
| 1:15 | 60g | 160g |
| 1:50 | 40g | 200g |
| 2:15 | 40g | 240g |
注いでいて、落ち切るのに時間がかかる、または早く終わってしまう時は粉の粗さを調整してみましょう!
粉の細かさは、細かいほど味が出やすく、粗いほどすっきりとした味になります。
細かすぎると舌に残るような嫌な味が出たり、粗すぎるとお湯っぽくなるので注意です!
| 時間 / お湯の抜け方 | 味わい | 調整 |
|---|---|---|
| 遅い・溜まりがち | 重い・雑味 | → 粗めに |
| 早い・抜けやすい | 軽い・薄い | → 細かく |

ここまでを整理すると・・・
- 粉とお湯の量、時間を測る
- お湯は粉の16倍の量、注ぎはじめから2分くらいで注ぎ終わる
- デジタルスケールがあるとめちゃ便利です!
という感じでございます。
味の調整
基本のレシピに慣れてきたら、自分好みにアレンジしてオリジナルのレシピを考えてみましょう。
コーヒー豆の特徴に合わせてレシピを調整できたら、あなたのコーヒーライフはもっと楽しくなることでしょう!
「濃さ」は、粉とお湯の割合を変えて調整
薄くしたい時:「お湯の量を増やす」または「粉の量を減らす」
濃くしたい時:「お湯の量を減らす」または「粉の量を増やす」
「風味」は、注ぐタイミングを変えて調整
酸味を強くしたい時:前半に注ぐ割合を増やして、後半の割合を減らす
苦味を強くしたい時:前半に注ぐ割合を減らして、後半の割合を増やす
「口当たり」は注ぎ方を変えて調整
滑らかにしたい時:粉の中心に注ぐ
力強くしたい時:粉全体に注ぐ
その他・・・
「雑味」を減らしたい時:粉を粗めに挽く / 粉の中心に注ぐ / お湯の温度を下げる
「風味」を強くしたい時:粉を細かめに挽く / 粉全体に注ぐ / お湯の温度を上げる
コーヒーの淹れ方、特にハンドドリップは変数(調整のための条件や要素)が多いです。
なのでまずは「基本のレシピ」で淹れてみて、そのなかで1箇所だけ変えてみる → 味はどうなった??
この繰り返しが大切だと思います。
よかったらぜひ、みなさんのおすすめレシピも教えてください!

ということで、「ハンドドリップの基本」をご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか?
職人技的な要素をできるだけ省けたかどうかは、みなさまの「実践」でご確認をお願いします🙇
途中何度、基本とは?と考えたか分かりませんが、これからハンドドリップを始める方や、ハンドドリップ迷走中の方。
みなさんのお役に立てたらこれ幸いでございます。
僕は普段、roasting works(三春町のブリトマート内のフラホワ)にいますので、ご質問や確認したいことがあれば、いつでも気軽に声をかけてください!
それではまた、Charlieでした👋

