コーヒーが生まれたエチオピア
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エチオピア〜The birth place of coffee Vol.1

世界のコーヒー豆生産量(2025年1月30日付け)トップ5の国ご存知ですか??

1.ブラジル30.8%*圧倒的1位
2.ベトナム17.7%*ロブスタ種の生産で世界1位
3.インドネシア6.9%
4.コロンビア6.2%
5.エチオピア5.1% 

僕の中のエチオピア...
東京オリンピックの時に『裸足のアベベ』と呼ばれた(前回ローマ大会に裸足で有名になって東京では靴を履いて走っていたそうです...)アベベ選手の活躍はその後生まれた僕には最初のエチオピアという国を知るきっかけになった記憶
〜親やオリンピックの話題(TV)でアベベの名前が連呼され子供ながらに記憶していた〜


Abebe Bikila draws away from Rhadi Ben Abdesselam near the end of the marathon at the 1960 Rome Olympics. Photograph: Central Press/Getty Images

その後コーヒーを飲むようになって喫茶店やスーパーで『モカ』と呼ばれるコーヒーに出会い(実際にモカはイエメンの港の名前...現状のイエメンの状況を考えるとエチオピアのコーヒーが使われている場合がほとんど(北部の比較的イエメン寄りの地域が多いらしい)...
他にもブラジルならサントス、タンザニアはキリマンジャロ、インドネシアのスマトラはマンデリンetcと認識されているコーヒーが多い...その後本格的にコーヒー業界に携わる様になってから〜エチオピアの存在の大きさを実感〜する様になりました。


The birth place of Coffee〜コーヒーが生まれた場所〜

エチオピアの歴史は非常に興味深い!

アフリカで唯一の非植民地化を貫いて来た国(最古の独立国:紀元前900年からアクスム王国、ソロモン王やシバの女王の伝説〜長期帝国時代(ソロモン朝など)〜1974年革命〜1995年連邦共和制の現在に至る...紀元前10世紀〜『人類発祥の国』とも呼ばれています。
★1974年ハイレ・セラシア皇帝(彼の功績や思想はラスタファリ運動→レゲエに影響力)が失脚し、社会主義の軍事独立政権(デルグ)が成立、その後1991年に社会主義政権が倒れ、1995年に現在のエチオピア連邦民主共和国が成立。


Wikipedia エチオピア帝国より

ユダのライオン紋章が中央に描かれたエチオピア帝国の皇帝旗;ハイレ・セラシエ1世
コーヒー産地は内戦や紛争の話が多い...

アムハラ人(北部:人口の20%2位)とアムハラ語(公用語)による統治が行われていますが、オロモ人(南部:人口40%1位)その他ティグライ人(2020年内戦開始)、エリトリア人、ソマリ人、アルファ人(元皇帝ハイレ・セルシア)etc.民主化したとはいえエチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)が1995年以降も民族/言語問題が根強く残り、政治は人口トップのオロモ人をトップに当てる(2018年〜アビィ・アハメド首相/後にエリトリアとの国境紛争の和平化「ジッダ平和協定」で2019年ノーベル平和賞を受賞)が文化や言語は2位のアムハラ人の文化や言語がメインという多数民族国家のバランスを保ってきた。その後2020年11月ティグレ人民解放戦線(TPLF)とのティグレ紛争が勃発し、2021年11月アビィ首相は非常事態宣言を出し、翌12月にTPLFをティグレ州まで撤退させ2022年2月非常事態宣言を解除...など民族紛争は燻った状態が続いています。

1974年9月〜1991年6月 エチオピア人民民主共和国政府と国内反政府勢力内戦マップ

Ethiopian Civil War.png
Skilla1st - 投稿者自身による著作物,CC 表示-継承 4.0,リンクによる

話はコーヒーに戻りますが...
エチオピアのコーヒーには色々なエリア(州や県、市、村)の名前がついています。
よく分からない?どの辺?と思う方も多いと思います。


The “Coffee Regions of Ethiopia” map by Traboca. C 2018

そもそもエチオピアは海に面していないので輸送に関しては隣国:ジブチの港から輸出されます〜ジブチから対岸の国:イエメンのモカ港から世界に、そして日本に輸出されていた為『モカ』と呼ばれ、日本の喫茶店で一世を風靡したモカ・マタリ(イエメン)が『モカ』という名前をメジャーにしました。コーヒー発祥の地:エチオピアと商業と農業(コーヒーの産業化)のパイオニア:イエメンのコーヒーは世界中を魅了していきました〜

イエメン・モカ(モカ・マタリ、モカ・ハラーズ、モカ・サナア...)
一般的にはワインのような芳醇な香り、しっかりとしたコクと強い酸味。フルーティーでありながらスパイシーな重厚感がある。

エチオピア・モカ(カッファ、ジンマ、ハラー、シダマ、グジ、イルガチェフェ...)
一般的には非常に華やかなフローラル(花のような)の香りや、柑橘類・ベリー系のフルーティーな風味。すっきりとした上品な酸味。
*もちろん生産地や生産者により以上の様な味わいは一律ではありません。
イエメンの生産者はMOKHA(モカ)と自らのコーヒーにプライドを持ち、ブランド化している動きも近年見受けられますし、以前フラホワでも取り扱っていた『イエメニア』という新母性品種も発見されていて今後のイエメンのコーヒーも見逃せません!


最近のアメリカ・イラン戦争で話題のホルムズ海峡より西側のアフリカのスエズ運河に通じる紅海のバブ・エル・マンデル海峡もイスラム国〜2023年パレスチナ・イスラエル戦争(現在も継続中)激化に伴いイエメンのフーシ派の海賊問題などでコーヒーの輸出経路も大打撃を受けて来ました...

昨今のコーヒー相場の高騰は世界的なので消費量の増加、天候不順(温暖化)による不作による需給バランスの変化に加え、日本サイドでは『円安』、そして上記のバブ・エル・マンデル海峡問題(コーヒー業界のホルムズ海峡)による海上運賃の奪い合いと原油や航路問題における価格高騰も大きな要因になっているのです

またまた話が飛躍してしまいました~ようやくBENTI NENQAバンティネンカの話〜

 

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