BENTI NENQA農園/サイト カッピングツアーPart.3
8月東ティモールから帰国後溜まった仕事を片付けて...
遂に浅野さんとカッピングツアー開始だ〜
BENTI NENQAについて一言!
実は2019年〜METAD社のBENTI NENQAを独占で任せて頂いているのですが、最近METAD社以外にもBENTI NENKAベンチ・ネンカという豆を見かけます。
METAD社からは正式名称として『バンティネンカ』と公認を受けており、スペルもNENQAがQである事がMETAD社の証でもありますのでFWCF及びBENTI NENQAブラザー店のコーヒー豆が『バンティネンカ』であり、他社のコーヒー豆がベンチ・ネンカである事を今回改めてお伝えさせて頂きます〜
先ずは東京
ALPHA BETA COFFEE ROASTER(等々力)の佐々木さんにお世話になり、セミナー&カッピングを店舗で実施させて頂きました〜
当日は店舗は休業ではありましたが、セミナー前まで焙煎機を回している佐々木さんにご迷惑にならない程度に色々お話を伺う事が出来ました。
浅野さんのセミナーはエチオピア🇪🇹の現状とMETAD社の JAS認定に代表されるサスティナブルコーヒーの取り組みといよいよ生産者としての道を歩き始めた彼の農園についてなど盛り沢山!参加者の皆さんも興味津々、充実したセミナーとなりました。
その後、METAD社の保有する4農園(6種類)のカッピングを実施。 品種は7110、7112と同一で農園(サイト)違いでのテロワールを堪能して頂きました。
GujiとGedeb, GujiでもALAKAは大木に囲まれたマントヒヒの生息する神秘的な森の中で育ったロットとBENTI NENQAは傾斜地で日当たり良好でシェードツリー越しの日照率の高いロットかつGedebとのボーダーエリアに存在するロットのキャラクターの違いを感じられ、GOTITIとCHELLBESAはGedebのイルガチェフェのあるGedeoエリアの南に位置し、BENTI NENQA (Guji)とは山を隔てた隣り合わせの様なロケーションですが、BENTI NENQAからは北へ向かい、イルガチェフェの街を抜けて、なんかして行かなければ辿り着けません。コーヒー産地とはそういう所です。
Chelbesaはイルガチェフェから GOTITI行く途中を西へ向かった所に位置しています。 2019年のエチオピア訪問時には立ち寄る事がありませんでした..
次は山梨/甲府
実は生まれ故郷で(両親が山梨県甲府市出身/僕は山梨生まれ、育ちは千葉の松戸)甲府でのカッピングは何か特別な想いを感じておりました..育っていないが、毎年両親の里帰りで訪れていた場所、NZに行く前に数ヶ月住んで働いた経験のある街、離れて既に25年以上の月日、当時こんな僕でも辛く苦しみもがいていた数ヶ月...NZで違う人生を見つける前の出発地点が『甲府』!
今回会場を準備して頂いたEON(イエン)Coffee Roastersさんは素敵な矢崎さんご夫婦で経営されていて、自家焙煎と手作りの極上スウィーツも手掛けられている新鋭の甲府のロースターさんです。
今回、会場には若手のフレッシュなロースターさんを中心に12名の熱意溢れる参加ロースターさん達、当日は予想を超える大雨で悪天候にも関わらず河口湖の方から参加して頂いた方も...浅野さんのセミナーが始まると熱心にメモ取る方ばかり、本当に勉強熱心な方々でセミナー後のカッピングももちろん盛り上がりました〜METADのコーヒー豆の事以外にも同じコーヒー屋の経営者として色々なお話もさせて頂きました。
そして長野/松本
松本は甲府から車で2時間以内と立地的には仙台と郡山くらいの感覚ですが、小学生だった僕の度肝を抜く規模で素晴らしい(有名な)諏訪湖の花火大会を観に行ったな!〜途中、諏訪湖のICで雄大な諏訪湖を立ち寄った時に記憶が蘇りました。諏訪湖を過ぎ松本までは数十分でした...そして今回松本でお世話になるCAFÉ THE CROVE由比ヶ浜珈琲さんへ!
素晴らしい蔵を改装したロースタリーと手前にカフェを併設され地元の方のみならず多くの固定客の方に支持されている素敵な由比ヶ浜さんご夫妻で運営されているロースターカフェです。由比ヶ浜さんとはお会いして直ぐですが、色々なお話に発展!!コーヒーへの熱い情熱で意気投合、もっともっと沢山したいお話があったのですが、カッピングの時間もある為続きは次回に取っておき、併設のカフェの方で準備に取り掛かりました... 嬉しい事に甲府を上回る参加ロースターの方々!!
各々がMETADのロットについて色々な感想を伝えてくれたり、焙煎度合いについても今回はカッピング用ローストの為、もう少し焼いてみたい、深煎りならどうなるか...僕もBENTI NENQAは現在ナチュラルを3段階でローストして商品化しておりますのでヒントになればと思って思わずロースト談義が始まったり...
20名超えで白馬(松本まで約40分〜1時間)頂いた方も多く、会場は熱気と会話に溢れ本当に熱い夜になりました〜
地元、宮城/仙台
浅野さんには日本に帰国時には毎回セミナーを実施して頂いております(since2019)... METAD社とCOFFEE FELLOWSコーヒーフェローズの関わりは深く、コロナ禍も含めて早9年ほどになる宮城/山形/福島/青森のロースター達(以前は毎月ミーティングを行ったり、セミナーやイベントを企画共同開催していた)で集ったコーヒー屋のみならずサポーターと呼ぶ一般の方も含めた仲間達の参加自由で目指すは「東北のコーヒー文化を熱く盛り上げる!」チームみたいな集まりです。
今回もフェローズメンバーを中心に盛大なセミナー&カッピング会を開催出来ました〜FWCFのメイト達にも良い刺激と勉強になりました...
東京、甲府そして松本でもMETAD 6種類のロットの評価はそれぞれ高く、各々の評価を各ロット頂き、もちろんBENTI NENQAのコーヒー生豆の受注を頂きBENTI NENQAブラザーも増やす事が出来ました。
Javier浅野さんのセミナーは年々彼が今自分で手掛けている『農業』の分野に力が入っています。単にエチオピアの情勢や産地の区分け、METAD社の取り組みのみならず、日本人にはなかなか実績のない『コーヒー農園』や『栽培』の話が本当に面白いし、興味深く、コーヒーノキ自体の特性や土壌や環境(標高や降雨量etc)によって作り出されているんだな〜と感心させられるセミナーでした。
改めて宮城を含めた東北地方のみならず全国に浅野ファン(METADファン)の存在を知る意味で今回始めたカッピング会は有意義なものとなっております。
そして何よりも浅野さんの『パイオニアとしての存在感』!素晴らしいです。
FWCFはMETAD社から独占契約を頂き『BENTI NENQAバンティネンカ』サイトのウォッシュドとナチュラルの2種類のコーヒー生豆販売を託されていますのでB to Bで全国のロースターさんへの卸も主業務として取り組んでおります。
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なかなか本格稼働出来ておりませんでしたが、ようやく他県へのカッピング会を開催するに至りましたので今回ブログでお伝えさせて頂いております。