アメリカンコーヒーって何?
こんにちは!
フラホワのDomingo(ドミンゴ)です!
いきなりですが皆さん、よく耳にする『アメリカンコーヒー』って何だと思いますか?
よく喫茶店などに行くとメニューに載っていたり、コーヒーを出している飲食店では馴染みのある言葉で何気なく目にすることもあるかと思います。
アメリカのコーヒー?
アメリカの誰かが発明した?
アメリカ産の豆?
...
...
そう聞かれると他にもいろいろ浮かんできますね。
簡単に言うと「浅く焙煎(ロースト)したコーヒー」を言います。
もっと言うとその豆を少し粗く挽いたり(粉の一粒が通常のドリップ用よりもやや大きめ)、豆に対して使用するお湯の量を増やしたりと、軽やかな口当たりに仕上げたコーヒーを指すこともあります。 ただ一言で云うと「浅煎り」(浅く焼いた豆)です。
アメリカ人が苦いコーヒーにたっぷりのお湯で薄めて飲んでいたなど様々な言われがありますが、もともと紅茶のようなすっきりした味わいを好んで軽いコーヒーを飲んでいたという話もあるそうです。(諸説あります。)
海外では通じない?
『アメリカンコーヒー』というのも実は日本だけの言葉で、アメリカ人=薄いコーヒーが好き。というイメージの基できた言葉であり、これだ!と決定付けられてできたメニューではありません。
アメリカのスタイル(飲み方)と言った方が正解かもしれません。
ただ、本来は、アメリカンコーヒー=浅~中煎りくらい(浅く焼いた豆)が正しい認識になり酸味が感じられてすっきりとしたコーヒーという事になります。
しかし、日本ではその薄めたコーヒー(軽いコーヒー)という「飲み方」をメニューとして、ここまで広まってきました。
個人的にはその考えも改めて良いなと思います。
日本ならではの捉え方で世に浸透し、今に至る…。
コーヒーを受け入れて愛し、お客様の事を考えていなければこういうメニューはなかったかもしれない…。
歴史好きの私は先人の考えをどこまでも想像してしまいます。
こうだったんじゃないか…、実はああだったんじゃないか…。
完全に自己満足ですが、とてもいい時間です。
アメリカーノとアメリカンコーヒーの違い
『アメリカンコーヒー』は何となくお分かりいただけたとは思いますが、『アメリカーノ』というメニューも存在します。
どちらも「アメリカ」が入ってきます。
さすがは大きい国だけあって人気です。 私も実際アメリカンな洋服が大好きで、もうそればかりですが…。
これは最近のお気に入りです。(あまり着れていないです。)
約30~40年前の物で、昔の映画などで着られていそうですよね!そういうのがたまりません!
自分のところに来るまでのストーリーを勝手に想像してしまいます。色落ちも最高です。 困ったことに見てるだけでも飽きません。
ちょっと取り乱しました。コーヒーのお話ですね…
『アメリカーノ』
こちらは抽出されたエスプレッソにお湯を加えて、ドリップコーヒーのような濃さにしたものになります。(エスプレッソを薄めている)
20世紀初め頃にイタリアで発祥したエスプレッソ。
もともと深煎り(深く焼いた豆)で抽出されていて、苦味もあるがトロッとしたコクもある為、コーヒーの旨みを無駄なく体感できる飲み物となっています。(現在は浅煎りのところもある)
抽出量が少なく濃度が高いコーヒーで、一言でとても濃いコーヒーです!
そして、エスプレッソをアメリカ人が薄めて飲んでいたことでイタリアでは「アメリカーノ」という名前が付けられ、現在ではメニューの1つとなっています。
今では日本など世界各国でも目にするアメリカーノ。
苦味が緩和されて、より豆の風味やロースト感が分かりやすくなり、すっきりとした後味。
実際に私個人も好きなドリンクで、特にアイスのアメリカーノがお気に入りです♪
鼻に抜ける香りがドリップでは出せない何とも言えない余韻があります。 是非お試しください。
『アメリカンコーヒー』
簡単ではありますが知ることはできましたか?
似た名前の「アメリカーノ」との違いを踏まえてになりましたが、 次回コーヒー屋さんへ行った際は捉え方も少し変わって、より楽しく感じられていると思います!
まだまだ一緒にコーヒー、楽しんで行きましょう。
次も乞うご期待です!
最後までありがとうございました。