
コーヒーのモカ、キリマンジャロってなに?
こんにちは!フラホワのTianaです。
春が来たな~と思ったら、あっという間に暑くなりそうですね。
アイスコーヒーが美味しい季節がやってまいりました。
コーヒーと言えば、エチオピアやブラジル、コスタリカなどなど。
今ではいろいろな産地と焙煎方法(浅煎り、中煎り、深煎りなど、、) が見受けられます。いろいろ味わいの幅が広がった昨今ですが、 コーヒーと言えば、な元祖。モカ、キリマンジャロについて、今回はお伝えしていきたいと思います。
モカとは?
コーヒー豆の一つである『モカコーヒー』のことをさします。イエメン共和国で国内随一栄えていた港がある地名『モカ』から多くのコーヒー豆が輸出されていました。
15世紀、港を使用していた商人たちによってコーヒーが世界に広まったことから、イエメン産やエチオピア産のコーヒーは『モカ』と呼ばれるようになりました。
また、モカはコーヒー発祥の地と言われるエチオピアのコーヒーがイエメンで農業として商業化し、交易によってコーヒーが世界中に広まり、親しまれるきっかけとなったもっとも古いコーヒー豆ブランドだったのです。
続いて、味わいについて。
チョコレートやスパイスのような独特なコクと香り、芳醇で甘い香りがあるのが特徴で、とても上品で魅力的な味わいであることから、「コーヒーの貴婦人」と呼ばれることもあるのだとか。
ただし、モカのなかにもいくつかの種類があり、それぞれ少しずつ味わいは異なります。
昔ながらの深煎りのモカは、チョコレートのような力強い香りと甘いコクが特徴、苦味と香りが好きな方にはマスト!なコーヒーです。
フラホワではエチオピアのBENTI NENQA(バンティネンカ)を3種類の焙煎でナチュラル/ウォッシュドの2種類の精製のラインナップがありますが、こちらのティストを再現しているのがBENTI NENQAナチュラル ビターです。
続いて、キリマンジャロについて。
キリマンジャロとは
アフリカ大陸最高峰の山であるタンザニアとケニアの境界にそびえる山の名前です。
その標高1,500~2,500mエリアで育てられたアラビカ種の豆が、キリマンジャロコーヒーと呼ばれています。
上質のキレのある酸味と甘い香りが特徴で、世界三大コーヒーの一つとされています。
世界三大コーヒーとは、キリマンジャロ、ブルーマウンテン、ハワイコナ
ここで豆知識。
キリマンジャロの「キリマ」は「山」を意味し、「ンジャロ」が「輝く」、 合わせて、「輝く山」という意味になります。
味わいは、力強い柑橘系の酸味と、フルーティーな味わいが特徴。軽やかなボディで苦味がそこまで強くないので、コーヒー初心者にも比較的飲みやすい。
コーヒーの知識がまるでなかったころの私(コーヒーと言えば、苦くてなんぼ!)が、初めてキリマンジャロを飲んだ時、確かに酸っぱさにびっくりした覚えがあります。
味の好み
酸味、フルーティー、軽やかなボディがお好きな方 →キリマンジャロ
コク、深み、香りの複雑さ、濃厚なボディがお好きな方 →モカ
といった感じでしょうか。
何気なく飲んでいた(頼んでいた、または買っていた)コーヒーですが、調べてみると本当に奥が深い!
私は子供の頃に隠れて飲んだ、あま~い缶コーヒーを飲んだ時からコーヒーが大好きになり、中学生の頃に母親に連れて行ってもらったカフェでブラックコーヒーに目覚め、ずっとコーヒーは苦くてなんぼだ!と思っていました。(モカ派でしたね)
フラホワで働きだしてから、種類の多さ、焙煎の違い、浅煎の味の衝撃を受けました。
今では、浅煎りのコーヒーの味(チェリーの特徴、精製方法の違いなど、、)のトリコになっておりますが、シーン別にビター、フルーティーなど変えて飲んでおります。
気分転換になるだけでなく、選ぶことが楽しみのひとつとなってます。
朝やスッキリしたい時はキリマンジャロやフルーティーなコーヒーを。
ゆったりとした時間を過ごすときは、モカやビターなコーヒーなど。
シチュエーション別にいろいろなコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか~。
そして、たまに気になったら調べてみると、何気なく飲んでいるものの歴史や由来を知ることができ、より心が豊かになった気分になるはず^-^
コーヒーを飲んでみようかな、、、コーヒーの種類がいっぱいあり過ぎて選べない!!
そんな時は、是非スタッフまで♡
あなた好みのコーヒーを、一緒にお選びします♪
Life is too short for bad coffee
どうせ飲むなら、美味しいコーヒーを!